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2008年12月28日 (日)

色流れ防止には、エアブラシによるセルロース(2倍液)の重ね塗りが効きます

 2008年12月27日(土)と28日(日)の2日間、買ったばかりのエアブラシ(クレオス、プロスプレーMk-2)を使ってみました。

 ペイント場所は、換気のいい部屋がないのでベランダです。

 この時期、宇都宮は晴れていても、結構寒いので、思いっきり着込んでの作業になります。

 現在作っているYSミノーは、2009年トラウト用の93mmです。

 定番のアユカラーのペインティングです。

【塗料の濃度調整は難しい】

 いきなりつまずいたのが、塗料の濃度調整です。

 マニュアルによると、塗料1に対し、シンナーを1~2ぐらい加えるということなのですが、背中を塗るために調合した黒(ミスターカラー)が、吸い上げノズルやエアーの圧力を変えても、きれいな霧状になりません。

 濃度を調整するため、さらに塗料を加えてみたり、シンナーを加えたりしていたら、そのうち希釈倍率も分からなくなってしまいました(^_^;)。

 今日は、練習なので、ベタ塗りでもいいやーーーと、取り敢えず、真っ黒にペイント。

 続いて、エアブラシの本領発揮が期待されるアユマークのペイントです。

 小さなマークなので、自作テンプレートを使いました。

 テンプレートとミノーの距離の長短で、ボカシの入り方が変わるので、神経を使う作業です。

 こちらの黄色の塗料の調合(1:1)がうまくいったお蔭で、何とかイメージ通りに塗ることができました。

【セルロースセメント(2倍液)の重ね塗りによる色止め】

 これまでは、この状態から、セルロースセメントの2倍液にディッピィングしていたのですが、どうしても、時々、アユマークの黄色が色流れして困っていました。

エアブラシを使ってペイントしたYSミノー  今回は、エアブラシがあるので、セルロースセメントの2倍液を薄く吹いて、乾燥を3回繰り返し色止めしてみました(2回で十分です。2009/11/06追記)。

 続いて、セルロースセメイトの2倍液にディッピィングしてみたら、全く色流れしていません。

 エアブラシでセルロースセメントを吹くと、とても薄く塗ることができるので、塗料が下地にしっかり食い込んで、完璧に色流れを防止することができるんですね。

  いやーー、嬉しくなりました。これだけでも、エアブラシを買って甲斐があったというものです(^_^)。

【エアブラシを使ってみた感想】

 背中の黒を塗る時、塗料の濃度調整をうまくできませんでしたが、その後はそこそこ順調に使うことができました。

 特に、セルロースセメントの2倍液を薄く吹くことによって、色止めが完璧にできることが分かったことは大きな収穫です。

 エアブラシが、ハンドメイドミノーに必須である所以がよく分かりました。

 「塗料の濃度、吸い上げノズル、エア圧」、この3つの機能のバランスをうまく取ることが、エアブラシの使いこなす基本だそうです。

 昔、バイクのキャブレターをいじっていたことがあるので、調整の按配は、すぐ理解できたのですが、入門用エアブラシということで、少し長い時間使っていると、エア缶のエア圧が不安定になってしまうのには、ちょっと参りました。

 もしかすると、近いうちに、エア・コンプレッサーを買ってしまうかもしれません。

 この2日間、日中はベランダでエアブラシでペイント、夜は、机の上でバルサの削り出しetc。

 休日なのに、ミノー作りの仕事をしているような忙しい2日間でした。

 気合い入れすぎると、どうしても息切れしてくるので、少しペースを落して、ゆっくり楽しみながらやっていこうと思います。

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17○ 釣り・ハンドメイドルアー(YSミノー等)」カテゴリの記事

コメント

希釈だけは経験しかないですね。
この季節外での作業は辛いですね。気温が低いのでガス圧が安定しないのでは・・・・・
コンプがあればガス残量気にしなくていいので練習にもいいかもしれません。私は当初絵の具などで練習してました。ハンドピースが2種類あれば効率も良い。
私はブースを使ってます。ここまで来ると本格的かと思うかも知れませんが寒い中より集中して出来ますので
私もキャブレターを良く弄ってました。エアブラシの構造さえ分かれば後は経験だけです。
まあココまで揃える必要性があるかは分かりませんが、私は仕上げ部分が好きだったりするので
よっしーさんは器用そうなのですぐ物に出来るかと

投稿: ocmagic | 2008年12月29日 (月) 00時13分

>ocmagicさん

>気温が低いのでガス圧が安定しないのでは

 まさにその通り。

 ちょっと使い続けると、ガス圧が低下。缶の下の部分にはびっしり霜が付いているので、部屋に入れて元に戻してから、また使う、といった感じでした。

 コンプレッサーに触手が伸びつつあります。

>ハンドピースが2種類あれば効率も良い

 確かに、複数の色を塗る時は、2本~3本あると、効率が良さそうです。

 今回の買ったエアブラシは、塗料ビンを交換できるので、塗料を変える時は、シンナーでノズルなんかを掃除した後、ビンを交換して、塗っていました。

 複数あれば、掃除する手間が要らないですから、作業効率がかなり向上しそうです。

>私はブースを使ってます。

 ブースって、室内でエアブラシを使うための、排気口が付いた囲いのことでしょうか。

 おおーーー、さすがですねーー。

 簡易換気扇とダンボール箱、排気用のホース状のものがあれば、作れそうかなーーと思ってましたが、家族の同意が得られそうになかったので諦めてました。

 屋外での作業は、乾燥した冬場はいいのですが、湿度が高い夏場は、白濁したりすることが想定されるので、1年を通して作業するためには、ブース導入も検討する必要がありそうです。

 ocmagicさんの的確なアドバイス(悪魔の囁き?)のお蔭で、徐々に環境が整っていきそうです(^_^;)。

投稿: よっしー->ocmagicさん | 2008年12月29日 (月) 19時58分

はじめまして、Tと申します。
随分前へのコメントですみません。
セルロースセメントの吹き付けを検索して辿り着きました。
エアブラシでの吹き付けですが、セメントが固まったりしないのでしょうか。
使用後の洗浄に気を遣いそうで、なかなか踏み切れずにいます。
もしよろしければ教えて下さい。

投稿: T | 2009年12月 8日 (火) 20時40分

> T さん

 こんばんは。
 私は、何でもすぐにやってしまってから考えることにしていますが、それでも初めての時はとまどいます。慎重になる気持ちもよく分かります。

 さて、「セルロースセメントが固まったりしないのでしょうか」という御質問ですが、エアブラシ内でのことですよね。

 結論を先に言うと、「固まりません」。

 よっしーの場合、「セルロースセメント(商品名:セルロースクリア(ナガシマ)」と「ラッカー薄め液」を1対1に混ぜたものをビンに保存しておきます。
 重ね塗りする時は、「2倍希釈セルロースセメント」にリターダーを数滴加えたものをエアブラシに注ぎ込んで、重ね吹きをします。
 2倍希釈したセルロースに、リターダーを入れるので、すぐに固まらず、安心して使えます。
 エアブラシの洗浄は、シンナーでウガイしたりして、普通にやっています。

 この方法で、早く固化して、ノズルが詰まったことはありません。

 ポイントは、「2倍希釈したセルロースに、リターダーを数滴入れて使うこと」です。

 もし、どうしても心配でしたら、少しずつ、やって様子をみながら、進めていってみてはどうでしょうか。

投稿: よっしー→ T さん | 2009年12月 8日 (火) 22時56分

すぐにご返答下さってありがとうございました。
大変参考になります。

前回書き込ませていただいたのには理由がありまして。。。
実はMrHobbyのエアブラシを検討していて同社に問い合わせた所、
セルロースセメントは使用後の洗浄が不十分になるため、エアブラシが詰まって使えなくなるので使用はサポート外だと言われました。
それで書き込ませていただいた次第です。
もし詰まってしまったら落とすのは困難で、有償修理扱いになるとの事でした。
ちなみによっしーさんは、どのメーカーのコンプレッサーとエアブラシをお使いですか?

投稿: T | 2009年12月15日 (火) 15時30分

>Tさん

 こんばんは。

 最初に1年くらい使ったのが、エア缶タイプ(初心者用)の「クレオスのプロスプレーMk-2(PRO-SPRAY Mk-2)」、最近購入したのが、エアコンプレッサー「プチコン」、エアブラシ「プロコンBOY SQ(シングルアクション、0.4mm)」です。

 プロスプレーでも散々、セルロ2倍液を使いましたが、使った後は、ノズルに掃除用の針金を差し込んでおいたせいもあって、詰まることはありませんでした。

 プロコンは、最近購入して、まだ数回しか、セルロ2倍液を使っていませんが、今のところ、洗浄を十分やっているので詰まりはありません。

 メーカーは、保証対象外と言うかもしれませんが、ルアー作製ではセルロを使うのは、必須ですからねーーー(^_^;)。

 プロコンは、使った後、ノズルはもちろん、バラせるところは、全てバラして、きれいに洗浄していますので、おそらく、これからも大丈夫だと思います。

 そうは言っても、洗浄も個人差がありますので、申し訳ありませんが、私も、完全な保証はできませんけど・・・(^_^;)。

 こんな感じですが、多少は参考になったでしょうか。

投稿: よっしー→Tさん | 2009年12月15日 (火) 22時29分

こんばんは、ありがとうございます。
使っておられるのは模型用のエアブラシみたいですね。
私が買おうと思っていたのも模型用なので問題なさそうです。
でもやはりというか、しっかり洗浄はされているんですね。

知人からセルロ用の小さい缶入りのうすめ液をもらってあるんですが、
2倍希釈や洗浄を考えるとちょっと足りない気がしてきました。。。

投稿: T | 2009年12月17日 (木) 23時07分

>Tさん

 うすめ液は大量に使いますよ。

 私の場合、セルロースセメント専用のうすめ液が高価なので、ちょっと前のコメントにも書いたように「ラッカーうすめ液S(アサヒペン、400円程度)」を流用しています。

 また、うすめ液は、湿度が高いときにセルロースセメントにディッピィングした時に発生してしまう白濁の除去にも使えます(http://yosshy.cocolog-nifty.com/weblog/2008/07/post_08f2.html)。

 よく使うので、最近は1リットル缶入りを購入しています。

投稿: よっしー→Tさん | 2009年12月19日 (土) 09時31分

お忙しい所ありがとうございます。
市販のラッカーうすめ液で行けるんですね。
有機系はトルエンやベンゼンやアルコールなどを間違えると
逆に固化してしまうので大変参考になります。
白濁にはリターダーを買いましたが、今の時期には必要なさそうですね。

とりあえずは色が剥げてしまった古いルアーの塗装やヒビの補修、
組み立て式のバイブレーションがあるのでその辺の着色。

昔、見様見まねでバルサミノーを作って以来ですが、
ゆくゆくはバルサでルアーを製作してみたいと思います。

投稿: T | 2009年12月20日 (日) 21時18分

>Tさん

 こんばんは。

 「ラッカーうすめ液」は、あるHPで見たのをヒントに、セルロースに入れてみたら、うまく行ったというのが正直なところです。

 ちなみに、この前に、別の溶媒を入れて失敗(固化)したことを2回経験済です(^_^;)。

 白濁関係ですが、湿度が高い時にセルロースセメントを乾燥する時に、セルロースが白濁します。

 ものの本には、「セルロに、リターダーを添加して、固化時間を遅らせることによって、白濁を防ぐ」と書いてありますが、私は、白濁防止のためにリターダーを添加することはありません。

 そのままやって、白濁させたまま固化させます。固化した後に、ミノーを「ラッカーうすめ液(原液)」にドブ漬けすれば、あっと言う間に白濁が除去できるからです。

 白濁を恐れず、湿度が高い時も普通通りにやって、白濁したら、「ラッカーうすめ液」で白濁除去。これの繰り返しです。

 リターダーは、エアブラシでセルロースや塗料を使う時に、固化を遅らせるために、添加する時だけに使っています。

投稿: よっしー→Tさん | 2009年12月20日 (日) 22時14分

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