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2009年3月 4日 (水)

「泳ぐハンドメイド・ミノー作りのコツ」~100本作って分かったこと~

YSミノー作製中  2008年6月から始めたハンドメイド・YSミノー作り、2009年2月には、その数も100本を超えました。

 始める前、100本作れば何かが見えてくるんじゃないかと考えていた通り、最近になって、泳ぐミノーは、どのように作ればいいのか、コツのようなものが少しずつ分かってきました。

  100本程度しか作っていないので、初心者域を出ず、ベテランの方から見れば、まだまだ未熟な内容ですが、逆に、これからハンドメイド・ミノーを始める方には、このような少し先輩からのアドバイスも役立つのではないかと、思い切って「泳ぐハンドメイド・ミノー作りのコツ」としてまとめてみることにしました。

 これからハンドメイド・ミノーを始める方の、きっかけにでもしていただければと思います。

~~~~~~~~~~

【プロローグ】

 「活性の高いトラウトを一撃して確実に釣る」ため、「派手なアクションでベイトタックルでも楽に投げられるウェイト(15~20g)のミノー」、これがYSミノーの基本的なコンセプトです。

 ただ、スピニングタックルじゃないと釣れないポイントもあるので、軽量・小型のミノーも脇役として揃えています。

 このような目標に向かって作り続けて少しずつ分かってきた、「泳ぐハンドメイド・ミノー作りのコツ」を紹介します。

1 最初はお気に入り市販ミノーのコピーから入る

Dコンタクト85とYSミノー 最初から独創的に作るのもいいと思いますが、まずは、お気に入りの市販ミノーのコピーから作り始めてみてください。

 できあがったミノーと市販ミノーの形や泳ぎの違いを比較できるので、泳ぐミノー作りのコツを早くつかむことができます。

 作り始めたら、形状、ウェイト、バランス、リップの角度、位置、泳ぎなど、市販ミノーとどんどん比較しましょう。

 よっしーは、Dコンタクト(85mm、14.5g)をベースにしつつ、ボディは、よりアピールできるよう少し高くして、さらに、ベイトタックルでも投げやすくするため、ウェイトを少し重くしたものから始めました。

2 バルサは軟らかい(白い)ものを使う

 ハンドメイド・ミノーの細かい材料や道具、作り方については、他のHPや書籍に譲るとして、よっしーが、こだわっているのは「バルサの品質」です。

 マニュアル本では、「バルサは、あまり固すぎず(茶色)、軟らかすぎないもの(白色)がいい」などと書いてありますが、よっしーは、どちらかと言うと「白っぽい柔らかめのバルサ」を好んで使っています。

 ウェイトのあるヘビーシンキング・タイプなので、バルサ本体の浮力がないと、姿勢が安定しにくいのです。

  強度も、セルロースセメントのディッピィングを30回程やれば、十分な強度が確保できるので、それほど心配することはありません。

 力を入れなくても簡単に削れて、作業が楽で、安全なのもいいですね。

 ただ、注意点は、バルサを削って、ある程度成形できた段階で、ちょっと何かにぶつけたりすると、凹んで傷が出来てしまうこと。

 セルロースセメントで固める前は、慎重に扱って、傷が付かないように気をつけてください。

3 ウェイト位置はボディ中心

 いろいろ試しましたが、今のところ、ウェイトの位置は中心の下部がベストです。

 キャスト性重視で後方にしたり、逆に前に置いたりしましたが、その効果はあまり感じることができませんでした。

  安定した泳ぎ(特にウォブリング)を追求したら、ウェイト位置は、自然とボディ中心の下部になりました。

4 アイ位置の変化による泳ぎへの影響

YSミノーのアップ アイの位置がミノー中心線より下になると、ウォブリングやローリングが激しくなり、上になると緩やかになります。

 最初のうちは、アイの位置が、泳ぎに大きく影響すると思っていなかったので、下だけではなく、上向きに付けたり、中心に付けたりしていましたが、スイミングテストの時に、ラジオペンチで位置を変えていたら、アイの位置で泳ぎが大きく変わることに気づきました。

 このことは、後から読んだ、マニュアル本に、同じことが書いてあって納得しました。

 ちなみに、下向きと言っても、リップに近付け過ぎると、クルクル回転するだけで、まったく泳がなくなります。

 YSミノーでは、動きが最大になるよう、限界までアイをリップに近づけるようにしています。

 リーリングしてくると、派手な動き(ウォブリング&ローリング)のため、手元にブルブルと振動が伝わってくるほどです。

 また、最初からベストの位置にセッティングすることはできないので、スイミングテストでアイの位置を微調整することにしています。

5 泳ぐかどうかは「ラインアイの位置、リップの位置&角度&大きさのセッティング」で決まる

 アイとリップの関係は、(4)に書いた通りですが、最終的には、リップの位置&角度&大きさとの関係でセッティングが決まります。

  マニュアル本には、「リップの角度は潜行深度、リップの位置は、前は動きが激しく、後ろは動きが緩やかになる」と書かれています。

  これまで、リップの角度は、立てたり、寝せたりしたものも作ったことがありますが、思ったように泳ぎませんでした。

 アイの位置との関係がまずかったのでしょう。

 はじめのうちは、リップは、少し長めに作って、現場でヤスリで削って微調整すると失敗が減ります。また、幅は、長さほど影響はないので、多少違っても問題はありません。

  全てのバランスがうまく取れることが一番大事なので、参考にした市販ミノーと比較して、「ベスト・セッティングを見つけ出すことが泳ぐミノー作り」への近道になります。

6 色流れ防止

  塗装作業の中で、はじめのうち、最も神経を使うのが「色流れ対策」。しかし、一度、コツを掴んでしまえば、それほど難しくありません。

  エアブラシで、「
セルロースセメントの2倍液を薄く吹いて乾燥」を、3回繰り返すだけで、下地に塗料がしっかり食い込んで、完璧に色流れを防止することができるのです。

  詳しくは、「
色流れ防止には、エアブラシによるセルロース(2倍液)の重ね塗りが効きます 」を御覧ください。


7 設計図等のデータ管理

YSミノー  よっしーは、これまで作ったミノーの設計図は、全て保管しています。

 さらに、そのデータをパソコンのデータベースソフト(桐)に入力し、その中から「標準モデル」として合格したものは、「一軍YSミノー・一覧表」に整理しています。

 このように管理していると、現時点のベストの設計がどれかが分かるのは、もちろん、シンカーの位置や重さを変えてみようかと思った時に、過去に同様のものを作っていないか調べることができます。

 また、似たようなものがあった時は、そのデータから、さらに変更箇所を加えたりして、泳ぎを比べることもできます。

 ミノーに製造番号を入れているので、そのミノーの設計図がどれかすぐに分かるので、ロストしても、同じものが作れるメリットもあります。

 せっかく作ったミノーのデータを、今後の製作活動に活かしていくためにも、設計図等のデータ管理をきちんとしておくことをお勧めします。

7 おまけ~~市販ミノーの泳ぎについて~~

 市販ミノーとの泳ぎ比べをやっていて、分かったことは、「動きが派手なミノーが意外に少ない」ということ。

 市販ミノーは、引き抵抗の大きさを嫌って、「ウォブリングを抑え気味にしたウォブン・ロール」を目指しているようです。

 YSミノーでまだ十分に魚を釣っている訳ではないので、動きが派手なミノーで確実に釣れる保証もなく、もしかしたら、ウォブリングが抑えめな市販ミノーの方が、トラウトにアピールして釣果が上がるのかもしれません。

 今シーズン、派手なアクションのYSミノーでチャレンジしてみて、あまり成果が上がらないようなら、少しアクションを控えめにしてみようと思います。

【エピローグ】

 ハンドメイド・ミノー作りは、道具や材料も手に入れやすく、気軽に始められる趣味です。

 道具は作っていくうちに、「あの道具があった方が便利」とか少しずつ出てきますので、徐々に揃えていけばいいのです。

 まだ、YSミノーでは、2008年8月31日に丸沼で47cmのニジマスを釣った(http://yosshy.cocolog-nifty.com/weblog/2008/09/47cm2008831_3011.html)記録ぐらいしかなく、自慢できるような大物は釣っていませんが、自分で作ったミノーで釣ると、感動も一層大きくなって、釣りがどんどん楽しくなってきます。

 是非、皆さんも、ハンドメイド・ミノーの世界にはまってみてくださいね。

 よっしーは、もう少し、この方法で作り続けて、そこそこ実績を残すことができたら、次のステップ「クリエイティブ・モード」に移って、オリジナリティを出していきたいと思います。

※ 2010年1月17日 一部更新

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17○ 釣り・ハンドメイドルアー(YSミノー等)」カテゴリの記事

コメント

YSミノー100本超えですか!凄いですね。

最近は、オートマチック的なリアルメイクミノーが多く、おもむきが無いような気もします。
よっしーさんの「オレ!流」ミノーでの成果を楽しみにしています。

投稿: 二等兵 | 2009年3月 5日 (木) 10時43分

>二等兵さん

 こんばんわ。
 今シーズンは、このYSミノーで釣ることを目標の一つにしていますので、気合い入れて、キャストし続けようと思っています。
 どんな結果が待っているか、楽しみにしていてくださいね。

投稿: よっしー→二等兵さん | 2009年3月 5日 (木) 20時15分

市販品に動きが派手なミノーが意外に少ないという指摘ですが、そういえばそうなんですよね。ルアーを買ってから、お風呂で泳がせると蝦夷やブラウニー、ツインクルやラパラは割りといい泳ぎだなあと思う反面、あれ?泳がないじゃんこれという印象は市販品に多いですよね。時代はハンドメイドするのが当たり前なのかもしれないですよね。不景気ですし。
話は変わりますがミノー作りに使うラッカーシンナーは
ロックペイントの016-0123(商品名)がお勧めです。

投稿: サツキマス天使 | 2010年11月24日 (水) 20時07分

>サツキマス天使さん

 こんばんは。

 最近、風呂場で泳がない市販品でも、流れがあるところではいい泳ぎになるものもあることが分かりました。
 逆に、風呂場ではよく泳いでも、流れの中では、動きが激しすぎて、使えそうにないものもあるようです。

 ハンドメイドは、自分でいろいろと思索する時間が増えて、しかも釣れれば喜びも2倍・3倍というのが、いかにも趣味らしくて、気に入っています。

 経済的にも負担が軽くなりますしねーー。

 ロックペイントの016-0123は知りませんでした。

 ネットで買うこともできるようなので、今度、試してみたいと思います。 

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年11月24日 (水) 21時53分

早速の返信ありがとうございます。
今まで買った経験上016-0123はロックペイント取り扱い店で一斗缶でしか売っていませんでした。
値段は5000円前後です。
ホームセンターに小さい缶で売っている『ニッペホームプロダクツ株式会社のハケ塗り用ラッカー工作・ホビー用(1/12リットル)』(400円前後・ラッカー系・第一石油類)を塗料を016-0123に溶かしてエアブラシで吹いて1時間後にセルロースセメントにドブ漬けです。塗料がラッカー系ですから色止めはいりませんよ。このシンナーがあれば『顔料+セルロースセメント+016-0123』で塗料を自作できます。

投稿: サツキマス天使 | 2010年11月24日 (水) 23時11分

>サツキマス天使さん

 こんばんは。

 すごいですねーー。かなりのハンドメ上級者とお見受けいたしました。

 1斗缶というのが、ちょっと買うのに勇気が入りますが、色止め不用ということにそそられて、触手が伸びています。

 ペイントした後に、セルロ2倍液を吹きつけて色止めしていますが、一発で済み、かつ塗料が作れるというのは魅力ですね。

 こういう情報は、本当に助かります。また、いろいろと教えてくださいね。

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年11月25日 (木) 20時40分

よっしー様

こんばんわ。
律儀に返信ありがとうございます。

>すごいですねーー。かなりのハンドメ上級者とお見受けいたしました。

それだけは本当にありえないですから。
ああ、恥ずかしいです。
実は最近始めたばっかりなんです。

>最近、風呂場で泳がない市販品でも、流れがあるとこ>ろではいい泳ぎになるものもあることが分かりました。
>逆に、風呂場ではよく泳いでも、流れの中では、動きが激しすぎて、使えそうにないものもあるようです。

よっしーさんの仰る通りですよね。泳ぎすぎるというのが良いとは限りませんよね。ダウンストリームの釣りをやったことのない恥ずかしい自分です。
なので本流の釣りを始めてみる予定です。
無知すぎて本当に恥ずかしいです。

投稿: サツキマス天使 | 2010年11月26日 (金) 01時32分

>サツキマス天使さん

 サツキマス天使さんとは逆に、本流でダウンの釣りしかしていないよっしーです(^_^;)。

 アップの釣りは、根がかりして、ルアーをロストするのが嫌なんですよねーー。

 これからも、いろいろ情報交換していきましょう(^_^)

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年11月26日 (金) 21時54分

よっしー先輩こそ凄いルアービルダーです。。。
物凄くいい結果出しているみたいですし。
作品数100本超えたと言っていましたよね。
凄いです。上には上がいるなあと思いますね。。

僕はそこまでいっていないです。
研究が全然進んでいません。
毎回30本位は作ってもかなりロストして今残り2個という悲惨な状態ですから、
また同じ型紙で30本追加作成しています。

話は変わりますが、
これは自分で最近発見したのですが、
アルミ箔上(銀)にクリアオレンジを塗って
金の色を出すときに
以前はミスターカラーのクリアオレンジ016-0123で30倍から40倍に薄めてからアルミ箔に吹いて
金色を出していましたが、
金色が出るまで大変な塗装回数・セルロースドブ漬け回数が物凄く掛かるので、
もっといい方法はないかと試行錯誤していい方法に辿り着きました。
『アトムペイント建物木部オイルステイン木製品木工品(メープルカラー)300mlのボトル』
(第一石油類)
http://item.rakuten.co.jp/nonaka/10003235/
これを原液のままエアブラシで薄くアルミ箔に吹き付けてから、セルロースセメントにドブ漬けで
この繰り返し1回~3回ではっきり出ます。
この少ない回数で金色がでるのは、
これは超大発見かもしれません。
因みに色流れしませんよ。

投稿: サツキマス天使 | 2010年11月26日 (金) 23時00分

こんにちはサツキマス天使です。
よっしー先輩の42cmのヤマメ釣りはよく拝見しています。
今、自分は物凄く本流に行きたいですね。
経験がとにかく少ないので。

何度もすみません。
分かり難かったと思いまして注釈です。

前にコメントしたホームセンターに小さい缶で売っている『ニッペホームプロダクツ株式会社のハケ塗り用ラッカー工作・ホビー用(1/12リットル)』(400円前後・ラッカー系・第一石油類)
http://www.nippehome.co.jp/prd/hk_003.html
これを016-0123(ラッカーシンナー)に溶かして、
エアブラシで噴きます。
そして、エアブラシで吹いてから30分から1時間乾燥後セルロースセメントにドブ漬けです。
もしこの時に色が流れたら、
木軸が乾燥しきっていない証拠ですので、
室温を上げるか乾燥時間を増やしてみて下さい。
それでも色滲みが怖ければ荒療治ですが、
エアブラシ塗装後、1時間の乾燥時間終了後にセルロースドブ漬け寸前にドライヤーの温風を木軸に少し当ててからセルロースドブ漬けしてみて下さい。

顔料は以下のメーカーがお勧めです。
http://www.fok.jp/sale/pigment01.html
というか地方は顔料を取り扱う店がありませんので、
載せておきますね。

投稿: サツキマス天使 | 2010年11月27日 (土) 17時51分

>サツキマス天使さん

 YSミノーは、鬼怒川本流ヤマメがメインターゲットということで、ボディーのベースカラーはシルバーばかりで、ゴールドはほとんど作っていませんでした。

 ただ、湖のレインボーとかは、ゴールドが効く時も多いので、教えていただいた方法でゴールドベースのミノーも作ってみたいと思います(早速、油性オイルステインも注文しました)。

 しかし、こういうことを発見した時って、うれしいんですよねーー(^_^)。

 また、丁寧なアドバイスありがとうございます。
 参考にして、いろいろやってみたいと思います。

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年11月28日 (日) 10時29分

よっしー様

溶解力⇒エナメル<アクリル<ラッカー
と言われています。

アクリル塗料(ミスターカラー)の上にラッカー系である
セルロースセメントでドブ漬けすると色流れが起こる現象を抑える為に従来使っていたミスターカラーを自分はラッカー系のニッペの塗料を使うことでこの現象が起こるのを防いでいます。

『アクリルにラッカーを重ねるな』
と先輩ビルダーからよく言われました。
先輩ビルダーはこういうことを言いたかったのだと思いますね。
色流れに何度泣かされたか分からないですから。。

>YSミノーは、鬼怒川本流ヤマメがメインターゲットということで、ボディーのベースカラーはシルバーばかりで、ゴールドはほとんど作っていませんでした。

鬼怒川は銀なんですね。
大変参考になりますね。
実は自分が一番好きなカラーはシンプルな銀黒です。
大好きですね。
自分は銀黒は1年位前にはよく作っていましたが、最近では釣りをした結果として銀黒より金黒、赤金ですね。
何故か地元ではアマゴが違和感無く銀より金を食っている印象なんですよ。

いい本が有りますので載せておきます。
『そこが知りたい!ハウツーエアブラシ』
(モデルアート社)
http://blogs.yahoo.co.jp/m11ym1979/3228702.html
エアブラシに関するトラブルシューティングが詳細に書かれています。

投稿: サツキマス天使 | 2010年11月28日 (日) 17時39分

>サツキマス天使さん

 こんばんは。

 私の方法がノーマルなのかどうか分かりませんが、ミスターカラーでペイントした後、セルロースセメントの2倍液を2回薄く吹くと、セルロのドブ漬けしても全く色流れしないので、いつもこのやり方でやっています。

 それから、シルバーというのは、正確にはアユカラーのことを指します。アユカラーは、鬼怒川での鉄板カラーですので・・・(^_^)。

教えていただいた本は、今度、注文してみますねーー。

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年11月29日 (月) 21時28分

よっしーさんの方がノーマルだと思います。

自分が変なのかもしれないですね。(笑)
一斗缶で買う人は普通いないでしょうし。

最初の頃は実は色止め方式でルアーを作っていたのですが、ある日このやり方でやって、色が流れたことがありました。セルロースを吹きつけていたのですが、一箇所にエアブラシを木軸に近づけすぎでステイさせて吹いたらドローンでした。
これは色止め作業という方法を選択したことが悪いわけでなく、自分の明らかなエアブラシの操作技術の問題でした。
こういうことが頻繁に起こるなら、
『ラッカー系であるセルロースでコーティングするなら、塗装膜もラッカー系にして色止め作業を無くせばいい。』とやったら成功したものですから、このやり方でやらせて頂いています。
作り方って人によって様々ですよね。外のコーティングをよっしーさんや僕の様なセルロース派・ウレタン派・ロッドのスレッドのコーティング剤を使っている人もいますからね。

あの本は2007年に出版ですから、買えると思います。。エアブラシの周辺機器のカタログにユーザーからの質問からメンテナンス方法まで書いてありますので絶対読んでみる価値はありますね。

自分が本当に重要なルアー作りの技術的ノウハウはこれくらいですね。新たな発見があればここに書きますね。よっしーさんにもこれは自分だけの重要なノウハウだというのはありますか?

投稿: サツキマス天使 | 2010年11月30日 (火) 20時44分

>サツキマス天使さん

 こんばんは。

>よっしーさんにもこれは自分だけの重要なノウハウだというのはありますか?

 残念ながら、あまり思いつくものがありません(^_^;)。

 ネット情報とかを参考にしながら、やっているので、人とあまり違ったノウハウはないんです。

 もし、いい発見がありましたら、ブログに書いていきますねーー。

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年12月 1日 (水) 19時03分

よっしー様

度々すみません。サツキマス天使です。
WOODBAITの遠藤さんがYOUTUBEに出ていました。
見てみて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=eAEnD5ojWsI

投稿: サツキマス天使 | 2010年12月 2日 (木) 22時02分

>サツキマス天使さん

 情報ありがとうございます。
 こういうプロの方が実際に作業している映像って、本当に参考になります。
 
 

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年12月 3日 (金) 22時01分

サツキマス天使です。
ノウハウがまだありました。
年末ですからね。

アルミ箔を木軸に貼ってから、
ドブ漬けした後に木軸に段差ができますよね。
そこで段差部分をペーパーを
掛けて段差を消す作業があるかと思います。

手で木軸に触ってペーパー掛け作業をすると
その際に手脂が付いて、
ドブ漬けやエアブラシ塗装がうまく
乗らない時があります。

手脂がこんなに怖いとは気付きもしませんでしたね。

ペーパーを掛けた後や手で木軸に触れる作業がある
場合には
99工房のシリコンオフhttp://www.webike.net/sd/1399653/
を布に吹いて、その布で木軸を拭いてから次の塗装工程に入ると塗装の失敗が少ないです。

シリコンオフの染み込んだ布で拭くことで
木軸の手脂が消えるんですね。
入手先はカー用品店のオートアールズにあることが
多いです。

投稿: サツキマス天使 | 2010年12月23日 (木) 18時27分

>サツキマス天使さん

 こんばんは。

 いつも、ありがとうございます。

 私は、これまで、手脂のことまで考えて作業をしていませんでした。

 確かに油脂が付けば、それだけ、塗料ののりが違ってくるのは当然で、おそらく手脂と気がつかなかっただけで、ムラが生じた一因だったんでしょうね。

 参考にさせていただきまーーす。

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年12月24日 (金) 21時41分

湿度について語らせて下さい。

本日、塗装作業を進めていたら外が少し雪だったのですが、『湿度』心配だなあと思いつつ塗装作業を進めていたのですが、やっぱり色流れでした。第一石油類のラッカーシンナーを使用し、塗装も第一石油類にしても、どんなに温度を25度以上にして、木軸にドブ漬け寸前にドライヤーで当てても湿度には敵いませんでしたね。

ひょっとしたらですけどね。
室内にビニールハウスを敷いて、そのビニールハウス内に除湿機を入れて湿度を下げてそこで塗装及び乾燥をしてもやっぱり外気を完全に遮断しないと色流れは免れないかもしれないですよ。

セルロースでルアーを作る人は湿度だけには敵わないですね。

投稿: サツキマス天使 | 2010年12月29日 (水) 23時04分

>サツキマス天使さん

 原理としては、「湿度が高いと、セルロースが乾燥するのに時間がかかってしまい、下地(セルロースや塗料)が浸食され、色が流れてしまう」ということですよね。

 私の場合、春や秋、温度が高くかつ湿度が低い時は、屋外に置いてある収納ボックスで乾燥することがありますが、たいていは、室内で乾燥させてます。

 といいますのも、実は、空調が入った部屋があるんです。

 この部屋で乾燥すれば、湿度が極端に高くなることもないので、湿度で色流れすることもありません。

 色流れ対策は、唯一、塗装した後に、2倍に希釈したセルロースをエアブラシで満遍なく吹くだけ。

 吹く回数は、1度でも大丈夫ですが(軽く吹いただけだと流れることがあります)、2度やれば全く色流れはしません。

 以前、白黒写真に凝っていたことがあって、家の一部に、暗室(現像ルーム)を作ろうかと考えたことがありました。

 家族の猛反対で実現しませんでしたが、あの時、強引にやっておけば、素晴らしいハンドメルームができたかもしれないと、今更ながらに後悔しています。

 家族には内緒ですけどね(^_^;)

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年12月30日 (木) 16時52分

サツキマス天使です。
律儀に返信ありがとうございます。
お互い肩身の狭い思いをしてルアーを作っているのはどこのビルダーさんも変わらないんですね。

色止め方法伝授ありがとうございます。

ひとつ又発見がありました。

<失敗例:オイルステイン後にニッペを塗ると色流れします>
工程1、アルミ箔を貼ってから、セルロースドブ浸け
工程2、オイルステインを木軸全体に満遍なく塗る(金色がでる)
工程3、セルロースドブ浸け
工程4、ニッペホームプロダクツ塗料を塗装
工程5、セルロースドブ浸け時に色流れ

工程4のときオイルステイン塗装後にニッペホームプロダクツ塗料を塗装して、工程5のセルロースドブ漬けでドローンですが、工程4をFOK顔料(新洋紅)+ラッカーシンナー+セルロースで工程5で色流れしません。。

あくまでも自分の予想ですが、
こうなる理由はニッペホームプロダクツの塗料に元から含まれているラッカーシンナーの溶解力が弱すぎる為かと思います。オイルステインに食い込まない感じがしました。

投稿: サツキマス天使 | 2010年12月31日 (金) 06時18分

>サツキマス天使さん

 私も、塗料に含まれているラッカーシンナーのみの溶解力に頼り過ぎるのは、かなり危険だと思います。

 面倒でも、工程4の後に、セルロ2倍液を吹いて、セルロで塗料をサンドイッチにして、しっかり塗料をセルロースに食い込ませた方が無難だと思います。

 そう言えば、先日ネットで、オイルステインを買ってみました。

 近いうちに、アドバイスを参考に使ってみたいと思います。

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2010年12月31日 (金) 20時34分

鋭いご指摘ですね。本当に鋭いです。
自分の今までのコメントを見てはっとしていたのですが、『全体的にシンナーのスペックに依存しすぎている』ということなんですよね。よっしー先輩に指摘されなければ気付くこともなかったです。
要約するとそういうことですからね。
体、壊しますよね。
要はそういう危険な物でもあるのだと思います。

吹き付けによる色止め方法を考え直した方が良いでしょうね。

お知らせです。
しばらくはルアー作りを休みます。
継続してこのブログのファンであるのは今後も変わらないですし。
よっしー先輩の律儀さにはひたすら脱帽でした。
そして、返信が嬉しかったです。
最近、本業が疎かになる危険も感じていたんです。
そこで、ちょっと片付けもしなければと思っていたんです。
しばらく休みますが、またコメントさせて頂きます。
来年も宜しくお願いします。
よいお年を。

投稿: サツキマス天使 | 2010年12月31日 (金) 21時54分

>サツキマス天使さん

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 本業がお忙しいとのことですが、そんな時は、趣味に割く時間が当然のように減りますし、場合によっては負担になることもあります。

 あくまで「本業」あっての「趣味」ですから、そんな時は、やはりウィークエンドはゆっくり休養することが一番です。

 また、余裕が出てきたら、遊びに来てくださいね。

投稿: よっしー→サツキマス天使さん | 2011年1月 1日 (土) 13時05分

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