« 2015年新潟県荒川サケ資源有効利用調査(2015/12/12) | トップページ | お気に入りの、ジェットストリーム化したラミーの3色ボールペン「LAMY logo L405」 »

2015年12月19日 (土)

ラバーグリップ交換で蘇った「オート・リバティ(OHTO LIBERTY、CB-10GL)」

 毎朝、スーツに差し込むのは愛用ボールペン。

 ペンケースにしまってある6本の中から、その日の気分で、スーツの内ポケットに1本差し込んで出かけるのが日課です。

 ジェットストリーム化して使っている「オートのリバティ(OHTO LIBERT、CB-10GL) 」http://yosshy.cocolog-nifty.com/weblog/2014/01/post-cc07.htmlは、2014年1月に買ってから、まもなく2年が経とうとしています。

オートのリバティ(OHTO LIBERT、CB-10GL) 

クリップとボディの接点の傷

 1年ほど前から、クリップとボディの接点に傷が入っているのは分かっていましたが、先日、グリップのラバーにひびが入っているのを見つけました。

 あと少しで、割れてしまいそうです。おそらく、加水分解による劣化が原因と思われます。

 グリップ以外の部分は、とても頑丈にできていて、素晴らしい作りなので、おそらく、このボールペン唯一の弱点(欠点)でしょう。

 クリップによる傷は歴戦の勇士の証としても、書くことに影響する、このひび割れを放置しておく訳にはいきません。

グリップのひび割れ

 グリップだけ売られていないか、ネットで探しても見つからず・・・

 このリバティ(CB-10GL)、軸だけの価格が500円程度ですから、細かい部品供給までは行っていないのでしょう。

 ラバーグリップを修理・補修して使っている人もいらっしゃらないようです(みなさん、どうしているのかな。まさか使い捨てにしてないですよね)。

 軸自体はまだまだ使えるので、ラバーグリップが割れただけで、買い換えるのはあまりにもったいない。

 ということで、市販のボールペンのグリップを流用し交換することで、大事な大事なリバティを蘇らせることができましたので、紹介したいと思います。


~オート・リバティ(CB-10GL)のラバーグリップ交換法~

◆用意するもの

○オートのリバティ(太軸:CB-10GL)

○シャープペンシル「ペンテル e-sharp AZ125 (0.5mm、黒)」(86円、税込)

 宇都宮市内のホームセンターで購入.店にノギスを持ち込んで、店員さんに断ってから、「ラバー部分を緩めて、内径が8mm(オートリバティのグリップ部分の軸の内径が8mm)のペン」を探したところ、この「ペンテル e-sharp AZ125(0.5mm、黒)」に辿り着きました。 

シャープペンシル「ペンテル e-sharp(0.5mm、黒)」

○ハサミとカッター

○ドライヤー

○メンディングテープ(幅15mm)
  ホームセンターで、ごく普通に売っているものです。


◆オート・リバティ(CB-10GL)からグリップを外す


 キャップを外し、ボディをねじって先端とボディ本体を分けた後、ラバーグリップを取り出します。

取り出したひび割れたラバー・グリップ

 グリップが被っていた軸が汚れて粘っていたりしていますので、きれいに拭き取りましょう。


◆「ペンテル e-sharp(0.5mm、黒)」から取り出したラバーグリップを加工(長さ34mmで切断)

 シャープペンシル「ペンテル e-sharp(0.5mm、黒)」は、ペン先部分を外して、ボディからラバーグリップを引き抜きます。

シャープペンシル「ペンテル e-sharp(0.5mm、黒)」から取り出したラバーグリップ

シャープペンシル「ペンテル e-sharp(0.5mm、黒)」から取り出したラバーグリップ(左)とリバティのグリップ(右)の比較

 リバティのグリップは、全長34mm、ペン先部分の内径8mm・外径10.5mm、手元部分の内径8mm、外径11.7mmです。

 つまり、リバティは、握りやすくするため、グリップのペン先部分の肉厚(1.3mm)が薄く、手元部分の肉厚(2mm)が厚くなっているのです。

  手元の厚みは、握った時の感触のみならず、キャップの締まり具合にも影響する大事な部分です(実は後から分かりました(^_^;))。

 ペンテルのラバーグリップを手元部分から34mm(リバティと同じ長さにしたら、少々不足気味。1mm長めの35mmがベストのようです。ドライヤーで温めて内径を太くした分、長さが若干不足したようです)の部分で切断します。

 これで、付け替えるラバー・グリップ(A)が完成しました。

切断したシャープペンシル「ペンテル e-sharp(0.5mm、黒)」のラバーグリップA(中央)と、リバティのグリップ(右)


◆メンディングテープで、リバティのラバーグリップ取り付け部分の内径拡大

 リバティのラバーグリップを取り除いた軸の部分をきれいに拭き取ります。

 ここにメンディングテープを下巻きして、内径を少し太くします。

リバティの軸にメンディングテープを下巻き

 下巻き量は、気持ちちょっと多めです。ただし、あまり多くし過ぎると、ラバー・グリップ(A)が入らなくなります。

 失敗しても、簡単に外せますので、繰り返してやってみて、いい按配の太さを見つけましょう。

 また、ペン先部分より手元部分の肉厚を厚くするため、少し多めに巻くのがコツです。


◆温めながらラバー・グリップ(A)の内径を拡大してから装着


 リバティの軸の部分の内径を、メンディングテープで大きくしたので、普通のままではラバー・グリップ(A)は差し込めません。

  ラバー・グリップ(A)の内径より少し太いボールペン等に差し込んで、ドライヤーで温めながら、少しずつ内径を太くしていきます。

ボールペンにラバー・グリップ(A)を差し込んで、ドライヤーで温めて内径拡大

  内径が適当な太さになったら(時々、外して太さを確認してください)、ラバー・グリップ(A)をリバティに、ねじ込みながら差していきます。

  メンディング・テープの下巻き量が多いと、ラバー・グリップ(A)が入らなくなりますので、その時は、下巻きしていたメンディング・テープを少し外して、挿入できる太さに調整してください。

  余談になりますが、最初に、メンディング・テープで下巻きせず、また、ラバー・グリップ(A)も温めて内径を拡大せずに、セットしたら、細軸のグリップになって、キャップを被せた時にユルユルになってしまいました。

  このため、メンディング・テープを下巻きして、軸の径を太くし、さらに、装着できるよう、ラバー・グリップ(A)も、温めて内径を太くするようにしたのです。

  話を戻して、ラバー・グリップ(A)がちゃんと装着できたら、キャップを付けてみてください。

  元通りに、緩まず、適度な硬さで、カチッとセットできれば完成ですscissors

  今回、差し込む時に、下巻きのテープがずれて、グリップ中心部が太くなってしまいましたが、十分握りやすいですし、許せる範囲でしょう
(^_^;)

グリップを交換して蘇ったリバティ

グリップを交換して蘇ったリバティ


◆おまけ

  ラバー・グリップを取り除いてしまった、「ペンテル e-sharp(0.5mm、黒)」は、ちょうどインクを使い切ったボールペンのラバー・グリップ(内径8mm)がありましたので、それを付けて使えるようにしました。

 少し長さが足りなかったので、切断した残った元のラバー・グリップを追加しました(写真のグリップ上部の黒い部分が追加したもの)。

  例え86円でも、使わずに捨てるのはもったいないですからね。

ペンテル e-sharp(0.5mm、黒)」も再利用

~~~~~~~~~~~~~~~

【さらに完成度を高めるために・・・】

 リバティの純正のグリップ(全長34mm、ペン先部分の内径8mm・外径12mm、手元部分の内径8mm、外径11.7mm)と同じような市販品のグリップ(できるだけサラサラして粘らないタイプ)を探し出すことが課題です。

 下巻きなどせずに、カットだけしてセットできれば簡単ですからね。

 ただ、このようなラバーグリップは、中々見つからないでしょうから、それまでは、内径8mmで、外径が11.7mm程度」、もしくは、「内径が9mmで外径が11.7mm程度」の市販ペンのラバーグリップを探すことにします。

 ペンテル商品は、他社に比べて、グリップ部分の軸径が太いので狙ってます。手元にある古いタイプのPentel ENERGIZE PL-105というシャープペンシルのグリップ部分の軸径は8.7mmで、とってもいい感じです。

 ちなみに、アマゾンで、ゴム管(1m、内径8mm、外径11.6mm、950円)を見つけたのですが、1メートルも買ってもしょうがないとの結論に至り、市販のペンを探すことにしました。

 ベストのグリップが見つかったら、また紹介しますね~~happy01


【グリップ部分の軸の内径8~9mmの流用可能なボールペン】
○ペンテル e-sharp(0.5mm、黒)
○Pentel ENERGIZE PL-105
○PILOT ecomate 0.7 BEGP-10R  (内径7.6mm、2015/12/25確認)

【関連記事】

 「オート・リバティ(OHTO LIBERTY)」のジェットストリーム化 ~お金をかけずに、高級感のある書き味抜群のボールペンを手に入れる~

http://yosshy.cocolog-nifty.com/weblog/2014/01/post-cc07.html

|

« 2015年新潟県荒川サケ資源有効利用調査(2015/12/12) | トップページ | お気に入りの、ジェットストリーム化したラミーの3色ボールペン「LAMY logo L405」 »

48◇ 文具・鞄・靴・時計」カテゴリの記事

コメント

はじめまして、よっしー様
リバティのCB-10GLを2本所持していますが両方共グリップが割れて
困っていました。それで検索したところ、このページにたどり着きました。
グリップの劣化はこのペンの唯一の欠点だと思っています。
メーカーで部品を販売して欲しいものですね。
修理方法はたいへん参考になりました、ありがとうございます。
(文具店でe-sharp AZ125を探してみます。)

投稿: くらげおやじ | 2016年9月28日 (水) 21時35分

>くらげおやじさん

 お役に立てて光栄です(^_^)

 CB-10Lは2本持っていて、両方のグリップともに交換して使い続けています。

ウェイト・バランス、適度な太さ、そしてジェットストリームの滑らかさの虜になって、毎日使ってます。

いいボールペンですので、お互い、大事に末永く使いましょう。

投稿: よっしー→くらげおやじさん | 2016年9月28日 (水) 21時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/135292/62899093

この記事へのトラックバック一覧です: ラバーグリップ交換で蘇った「オート・リバティ(OHTO LIBERTY、CB-10GL)」:

« 2015年新潟県荒川サケ資源有効利用調査(2015/12/12) | トップページ | お気に入りの、ジェットストリーム化したラミーの3色ボールペン「LAMY logo L405」 »