カテゴリー「50◇ 書籍・雑誌」の26件の記事

2009年1月17日 (土)

本『爆釣! ハンドメイドルアー完全マニュアル』

本『爆釣! ハンドメイドルアー完全マニュアル』  本屋で立ち読みしていて、面白そうな内容に思わず買ってしまったものの、いざ手元にあると、いつでも読める安心感から本棚の肥やしになっていた本が、関心が出てきたとたん、いきなり脚光を浴びる、なーーんてことはありませんか。

 この本「名人が教える 爆釣!ハンドメイドルアー完全マニュアル」が、まさしくそれです。

 以前、古本屋で見つけて、いつか役立つ時が来るんじゃないかと買っておいたら、2008年7月から始めたハンドメイド・ミノー作りのバイブルになってしまいました。

 ルアーの種類別に、ハンドメイドに使う道具や細かい作業が図示されていて、初めてハンドメイド・ルアーを作る人にも、とっても分かりやすく紹介されています。

 コーティング剤が、ウレタンフォームだけではなく、セルロースセメントでの作業もあったら完璧だと思うのは、多少なりとも経験した者の言うことで、初心者には、このくらいから始めた方がいいことを、監修した奥山文弥さんは分かっていたのでしょう。

 古本でしか入手できませんが、これからハンドメイド・ルアーを始められる方は、ヤフオクや古本屋で探してみてください。

~~~~~~~~~~~~~

【タイトル】名人が教える 爆釣! ハンドメイドルアー完全マニュアル

【著者】-(監修:奥山文弥)

【出版】成美堂出版

【発行】2000年3月20日発行

【定価】定価1200円+税(古本で買いました)

【目次】

○巻頭インタビュー 奥山文弥が語る「ハンドメイドルアーの思い出」

○奥山文弥が実証「ハンドメイドルアーはこんなに釣れる」

○ハンドメイドルアー釣行記

○トップビルダーたちの匠の仕事(わざ)
 HMKL(泉和摩)、WOOD BAIT(遠藤龍美)、GLASS EYE(佐藤充)、GODAGLEY(田中秀亨)、ATOLL(田中康弘)、HANDA JIG(半田光宏)

○ハンドメイドルアー講座〔基礎編〕

○ハンドメイドルアー講座〔初級編〕
  ポッパー、ペンシルベイト、ラバージグ

○ハンドメイドルアー講座〔中級編〕
  バイブレーション、クランクベイト

○ハンドメイドルアー講座〔上級編〕
  リアルミノー

○ハンドメイドルアー講座〔番外編〕
  ティーポッパー、アワビスプーン、ナツメジグ、トラブルシューティング、Q&A

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月15日 (月)

本『さかな~日常生活と魚類~(内田恵太郎著)』

 よっしーは、以前暮らしていた愛媛県松山市で、いろいろな魚をたくさん食べたことで、魚好きになりました。

 松山は、普通のスーパーでも新鮮な魚介類を売っていて、家庭でも気軽に食べられますし、繁華街には、美味しい刺身を食べられる店もたくさんあるんですよねーー。

 「はしまや」、「助格」、「酒八」、「磯八」などでの、松山での美味しく楽しいひとときが思い出されます。

 そんな私でも、魚のどんなところが美味しいか、全て知っている訳ではありません。

 今日、紹介する本『さかな~日常生活と魚類~(内田恵太郎著)』には、魚の美味しい部分が、詳しく書かれています。

 古書にもかかわらず、今の時代でも十分通用する内容です。

 魚の食べ方、味わい方は、いつの時代でも、大きな変わらないということのようです。

 ちょっと「はじめに」から引用してみましょう。

~~~引用開始~~~

 日本は魚食国であり、栄養の蛋白源のもっとも重要な部分を魚に仰いでいる。これは四面環海の小島国である日本の自然環境と、民族の特質からきた歴史的必然性によったもので、今後いかに日常生活の習慣が変わっても、この点はおそらく長く変わることがないであろう。

 フランスの文学者ゴンクールの日記に、「男女を問わず、魚が好きな人は、すべて繊細な好みを持っている」という言葉が、ぽつんとかいてあるのを見たことがある。なるほど、牛豚羊などの獣肉にくらべて、魚は味も繊細であるし、食べるのにも繊細な手さばきがいる.われわれ日本人は、昔から、日本の細い箸を器用に使って小魚をむしって食べるという、ナイフとフォークで大切れの獣肉を切って刺して食べるのに比べたら、およそ繊細な食べ方をする。

 実際、日本のような箸の使い方は、魚を食べるために特に発達したような気さえする。これは日本の家庭生活における大きな特色といえるであろうが、こたれがまた、日本古来の文化の特色である繊細さと、一つのつながりがあると考えてもよいのではないか。

 (中略)

 魚を生物学的に研究し、その習性や繁殖発育の状態などをくわしく知ることは、もちろん興味もあり、魚を利用する上にも基礎知識として有益なことであるが、本書に述べてあるのは、そういう「魚の生物学」ではなく、私たち人間の実生活に深い関係のある自然資源としての魚の人間の生活との関係の面である。

 これは、自然科学的の面だけではなく、人文科学に関する面、たとえば宗教や、民族、文芸などにおいても、魚はいろいろな形、いろいろな意味で現れてくる。こういういろいろな方面から見た魚を全般的に扱って、魚と人間生活との関係を浮き彫りにしてみようとしたのが、本書の意図である。

~~~引用終了~~~

 この本の中で、よっしー一番のお薦めは、「食べものとしての魚」の部分。

 魚のどんなところが、美味しいと言われているのか気になっていたんですよねーー。

 大好物の頬肉、鯛の目玉、ヒレの肉、その他の部分はどうなのか・・・。

 「三 食べものとしての魚、1 魚の体とその利用法、(2)の肉」には、『わきばらの肉、血合のうまさ、かまの味、珍重される頬身、美味随一の唇の肉、ぜいたく料理のタイの目玉、口蓋と後頭部の肉、ヒレの肉のいろいろ』と、ほぼ全ての魚体各部の肉の美味しさについて説明されています。

 魚好きなよっしーにとって、バイブルのような本になりました。

 ちなみに、よっしーの好きな部分は、頬、唇、胸鰭の付け根・・・、好きな魚は、タイ、フグ、ヒラメ、オコゼ、カワハギ、サヨリ、イサキ・・・。

 どれもみんな、最近、全然食べていません(^_^;)。

~~~~~~~~~~~~~

本『さかな~日常生活と魚類~(内田恵太郎著)』 【タイトル】さかな~日常生活と魚類~

【著者】内田恵太郎(うちだ けいたろう)

【出版】慶応通信

【発行】昭和31年2月10日 初版発行

【定価】200円(古書です)

【目次】

一 生きている魚について
 1 種類と系統
 2 体の形と色と生態
 3 すんでいる場所と動きまわる場所(分布と移動)
  (1) すんでいる場所(分布)
    (2) 動き回る場所(移動)
 4 魚の一生涯(生活史)
  (1) 魚はどうして殖えるか(繁殖)
    (2) 魚はどうして育つか(発育と成長)
    (3) 魚はどのくらい生きるか(年齢と寿命)

二 魚が利用者の手に入るまで
 1 さかなとり(漁獲)
  (1) 道具と取りかた(漁具と漁法)
    (2) とれる場所、とれる時期(漁場と漁期)
    (3) とった魚の取り扱い(処理と運搬)
 2 魚を育てふやすこと(増殖・養殖)

三 食べものとしての魚
 1 魚の体とその利用法
   (1) 皮膚とうろこ
    (2) 肉
    (3) 骨
    (4) あぶら(脂肪)
    (5) はらわた(臓器)
    (6) その他
 2 魚の味
    (1) 味のちがいは何によるか(味の構成)
    (2) 味の変化について
    (3) 習慣と嗜好
 3 魚の品質
  (1) 品質とは何か
    (2) 大魚と小魚
    (3) 青魚と赤魚
    (4) 赤身と白身
    (5) 上品な魚と下品な魚
    (6) 近海物、遠洋物、送り物
    (7) 漁法と品質
    (8) いきのよしあし(鮮度)
 4 魚の料理
    (1) 料理とは何か
    (2) 料理操作
    (3) 盛りつけと献立

四 毒魚と害魚
 1 毒魚
    (1) 食中毒を起こす魚
    (2) 刺す魚
 2 害魚
    (1) 直接害魚
    (2) 間接害魚

五 見て楽しむ魚
 1 観賞魚
  (1) 観賞魚の資格
    (2) 観賞用に作った魚
    (3) 異国趣味の魚(熱帯魚)
    (4) 日本の野生魚
 2 池と水槽
    (1) 池
    (2) 水槽
 3 水族館とその利用

六 民族文芸と魚

~~~~~~~~~~~~~

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年10月 9日 (木)

本『ベスト・オブ・フィールド・ガイド 日本の湖沼30』

 2008年10月、栃木県内のほとんどの川や湖沼は禁漁です。

 現在、ルアーフィッシングを楽しめる栃木県内のフィールドは、東古屋湖、丸沼、鬼怒川(男鹿川合流地点~高徳堰堤のニジマス)、箒川塩原地区のC&R区間(ニジマス)だけになりました。

 よっしーが、毎年、このシーズンになると、一番気にかけているのは「丸沼」です。

 丸沼に通い始めて3シーズン目で、攻め方&ポイントはだいたい掴めるようになってきましたが、それでも時々、「オデコ」だったりしています。

 丸沼はこれから晩秋の11月末まで楽しめることもあってか、最近、検索エンジンで「丸沼 釣」で検索して「よっしーの散歩」にいらっしゃる方が増えています。

  みなさんも「丸沼」の様子が気になっていらっしゃるようですね。

本『ベスト・オブ・フィールド・ガイド 日本の湖沼30』  先日、初めて「丸沼」に行かれる方でも、これさえ読んでおけば、まずは安心という、ガイドブックを見つけました。

 「ベスト・オブ・フィールド・ガイド 日本の湖沼30」です。

 フライマン向けの本ですが、ポイント紹介がメインなので、ルアーフィッシングでも十分参考になります。

 丸沼は、6ページにわたって、主要ポイント&攻め方が丁寧に書かれていて、初釣行に挑むに当たって十分な情報が紹介されています。

  この情報をベースに経験を積んでいけば、確実にステップアップしていけるはずです。

  購入後、よっしーが読んでいて、勉強になったことは、「牛舎跡の沖に伏流水が湧出している」ということ。 牛舎跡がメジャーポイントである所以がよく分かりました。

 ただ、ベテランの方には、少々物足りない内容かもしれません。

 あくまでビギナー&初心者対象のガイドブックということです(ベテランの方でも、初めて遠征する時は、十分参考になります)。

 他に栃木県内のフィールドは、中禅寺湖を筆頭に、東古屋湖、菅沼、湯の湖、川俣湖も掲載されていて、栃木県内の湖沼の大半が網羅されていますので、一冊手元に置いておくと便利な本ではないでしょうか。

~~~~~~~~~~~~~

【タイトル】ベスト・オブ・フィールド・ガイド 日本の湖沼30

【出版】地球丸

【発行】2008年6月20日発行

【定価】1600円+税

【ISBN】ISBN978-4-86067-199-0 C0375 \1600E

【目次】

○4大メジャーレイク徹底ガイド「最新版」。
  屈斜路湖、中禅寺湖、銀山湖、芦ノ湖。
○北海道。
  阿寒湖、支笏湖、朱鞠内湖・・・
○東北
  早池峰湖、御所湖・・・
○関東・甲信越
  丸沼、菅沼、野反湖、バラギ湖、奥利根湖、東古屋湖、湯の湖、川俣湖・・・
○北陸・東海
  九頭竜湖・・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月 8日 (木)

本『栃木の釣り 那珂川の鮎(下野新聞社出版)』

本『栃木の釣り 那珂川の鮎(下野新聞社出版)』  今日、紹介する本は「栃木の釣り 那珂川の鮎(下野新聞社出版)」です。

 この本のタイトルを見て、「よっしーさん、ついにトウラト・ルアーフィッシングに飽き足らず、鮎にまで手を出し始めたのかな?」なーんて思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 もちろん、ルアーフィッシング大好き派のよっしーですから、そんなことはありません。

 実は、2008年から那珂川本流のサクラマス&スーパーヤマメにチャレンジすることにしていますが、いまだポイントがしっかり決まっていません。

 那珂川は山間部を抜けていく川なので、堤防の上の車で走って、ポイントを概観できる鬼怒川中流域と違って、ちょっとやそっと通ったぐらいではポイントを把握できず、困っていました。

 そんな時に、宇都宮市内の書店で見つけたのがこの本。

 これを見れば、那珂川の余笹川合流地点から茨城県の県境までの全てのポイントマップと空撮写真が掲載されているので、プールやストラクチャー(テトラ)等の見当を付けることができるようになります(約10年前の本なので多少の違いはやむを得ません)。

 また、川へのアプローチ(進入路)の見当がつくのもありがたいですね。

 那珂川本流にチャレンジされる方で、ポイント選定に困っている方は、一度御覧になってみてください。

 参考になると思いますよーー。

~~~~~~~~~~~~~

【タイトル】栃木の釣り 那珂川の鮎

【執筆】関谷忠一

【出版】下野新聞社

【発行】1999年4月25日発行

【定価】2800円+税

【ISBN】ISBN4-88286-099-6 C0075 \2800E

【目次】

 「那珂川の鮎」発刊にあたって
 鮎釣りとは
 那珂川交通アクセス
 プロローグ

 この後に、約200ページにわたって、

【黒羽町湯津上村(現大田原市)】
【小川町馬頭町(現那珂川町)】
【烏山町(現那須烏山市)】
【茂木町】
【黒磯市(現那須塩原市)】

 の各市町のポイントの紹介と、地図、空撮の写真が、詳細に掲載されています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月13日 (木)

本「渓流釣り大全(白石勝彦著)」

本「渓流釣り大全(白石勝彦著)」  ルアーフィッシングは実釣経験が何といっても大事ですが、それを補う座学も必要ということで、暇な時は、HPや雑誌をペラペラ眺めたりして過ごしています。

 しかし、これらの情報にはどうしても断片的なものが多く、まとまって書かれた書籍かないか、古本屋とかに行く度に探しています。

 そんなある日、古本屋で見つけて、これはスゴイ!と即買したのが、『「渓流釣り大全」~フィーダーレーン釣法で挑む大ヤマメ、大イワナの世界~(白石勝彦著)』。

 餌釣りの本ですが、本流ヤマメの生態が詳しく書かれていて、ルアーフィッシングにも参考になる内容盛り沢山です。

 少しまえがきを引用してみましょう。

~~~~~引用開始~~~~~~

 本書の執筆に当たっては、だだ魚をたくさん釣り上げることだけでなく、渓流の自然、それも我々が相手するヤマメ、アマゴ、イワナたちの習性や生活の記述に重きを置いて書いたつもりである。

 したがって、通常の技術解説書のように、釣りの技術の説明だけに終始することは、極力避けている。

 我々釣り人が狙う渓流の魚たちはどのような魚であり、どのような場所にいて、どのようにしてエサを食べているのかについての記述に多くをさくようにしている。

~~~~~引用終了~~~~~~

 というように、釣りの技術に留まらず、季節、川の状況におけるヤマメの生態について細かく書かれています。

 餌釣りのスタンスで書かれているので、ルアーの場合、これらの情報をもとに予測することになります。

 鬼怒川スーパーヤマメのルアーフィッシングで、最も参考になったのが、「第14章 季節、状況による頭脳的なヤマメ釣り作戦」。

 季節や水の状況により、ヤマメ達がどんな行動をとっているか詳しく書かれていて、自分の経験をミックスすると、どんなポイントをどんなタイミングでルアーで攻めたらいいのか、あぶり出されてきます。

 古本屋でしか買うことができませんが、餌釣りの方はもちろん、ルアーマンやフライマンにも役立つ内容ですので、見かけた時は、是非御覧になってみてください。

~~~~~~

【タイトル】「渓流釣り大全」~フィーダーレーン釣法で挑む大ヤマメ、大イワナの世界~

【著者】白石勝彦

【出版】山と渓谷社

【発行】1995年2月20日 第1刷発行

【定価】2,000円(本体1942円)

【ISBN】ISBN4-635-36034-2 C0075 P2000E

【目次】

第1部・導入編-釣り具、仕掛け、装具
 渓流釣り入門者へのアドバイス
 渓流釣りに必要な装具、服装類
 渓流釣りの道具
 エサの知識、ほか

第2部・実践的ヤマメ、アマゴ釣り編
 ヤマメ、アマゴの水中での生態
 水の流れで読めるヤマメ、アマゴのポイント
 ナチュラルドリフトとフィーダーレーン
 フィーダーレーン釣法の実際
 季節、状況による頭脳的なヤマメ釣り、ほか

第3部・実践的イワナ釣り編
 イワナの生態とポイント
 イワナ釣り場の選び方と地図の知識
 大イワナを手にするための方法
 頭脳的イワナ釣り作戦と戦略、ほか

第4部・渓流のニューウェーブ、疑似餌釣り編
 テンカラ毛ばりの釣り
 ルアーフィッシング
 渓流のフライフィッシング

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月26日 (土)

本『イワナをもっと増やしたい!「幻の魚」を守り、育て、利用する新しい方法(中村智幸著)』

本『イワナをもっと増やしたい!「幻の魚」を守り、育て、利用する新しい方法(中村智幸著)』  昼休み、宇都宮市内の喜久屋書店へ。

 いつもの釣りコーナーで、見慣れないタイトルが目に飛び込んできました。

 「イワナをもっと増やしたい!」。

 増やしたいってどういうこと?、なんて思いながら、手に取り、ペラペラめくってみると、「鬼怒川」という文字が頻繁に出てきます。

 著者は長野県出身の中村智幸さん。

 栃木県水産試験場に勤めた後、今は、独立行政法人水産総合研究センター・中央水産研究所・内水面研究部・生態系保全研究室(栃木県日光市)で研究されているそうです。 

 同じ栃木県にいらっしゃる方ということもあって、親近感が湧いてきました。

 よっしーは、あまり上流部に釣りに行かないので、イワナにお目にかかることは少ないのですが、鬼怒川水系をフィールドとした研究成果、しかも栃木県の方が書いたとなれば、買わない訳にいきません(^_^;)。

 自宅で読み始めると・・・、

 鬼怒川の上流部でのイワナの生態、人工産卵場のつくり方、利用(釣り)と保護の両立等々、イワナ、イワナのオンパレード(イワナとの比較でヤマメも少し登場)。

 時々出てくる「天然魚は数が少ないので普通の釣り方をしたら、あっという間にいなくなってしまう」というくだりには、うなづくこと度々。

 面白かったのは、「尺イワナが生まれるメカニズムの4つの仮説」。

 仮説が4つ提示されているのですが、このうち「昆虫食から魚類や両生類食への食性変化する個体が大型化する」という説の可能性が高いそうです。

 以前、イモリを飼育していた時も、生き餌しか食べない個体や何でも食べる個体もいたので、この食性の違いが大型化に結びつく可能性があるというのは納得です。

 また、イワナの寿命は長くて8年もあるそうです。長生きするんですねーー。せいぜい3~4年と思っていたので、正直驚きました。

 文章が分かりやすく、読みやすいので、3日間程で読み終えました。

 イワナを通して、トラウトフィシングや保護のあり方について、考えさせてくれる内容になっていますので、渓流ファンのみならず、多くのトラウトアングラーに、お薦めしたいと思います。

 また、中村さんに、是非、続編として「ヤマメをもっと増やしたい!」の出版をお願いしたいと思うのは、私だけでしょうか。

~~~~~~~~~~~~~

【タイトル】イワナをもっと増やしたい!「幻の魚」を守り、育て、利用する新しい方法

【著者】中村智幸(なかむら ともゆき)

【出版】フライの雑誌社新書

【発行】2007年12月20日 初版発行

【定価】1,200円(税込)

【ISBN】ISBN978-4-939003-27-1 C0095 \1143E

【目次】

 第1章 不思議な魚、イワナ
 第2章 「幻の魚」イワナのプロフィール
 第3章 イワナ研究のフィールドワーク
 第4章 イワナの姿かたちは川や支流ごとに違う
 第5章 謎多きイワナの暮らし(1) 年齢の調べ方、成長、成熟、寿命
 第6章 謎多きイワナの暮らし(2) イワナはいつ、どれくらい移動するのか
 第7章 天然のイワナを守る
 第8章 イワナの種川を残し、守る
 第9章 イワナが産卵床をつくる場所の条件とは何か
 第10章 イワナの人工産卵場のつくり方
 第11章 イワナを守りつつ利用する新しい方法~イワナとヒトの未来

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月 7日 (月)

本「Top Trout(トップトラウト)北海道」

本「Top Trout(トップトラウト)北海道」  2年程前、「Top Trout(トップトラウト)」という刺激的なタイトルに目を奪われて、思わず買ってしまったのが本書。

 中禅寺湖のブラウントラウトをセミ(シケイダー)で釣ることは有名ですが、この本には、シケイダーに止まらず、北海道の本流や湖でトラウトをトップで狙う様々な方法が詳しく書かれています。

 衝撃的だったのは、本流・ペンシルベイトのページ(P38-42、清水宰著)。

 冒頭のペンシルベイトをくわえたニジマス(54センチ)の写真に圧倒されます。

 ペンシルベイトで釣った、アメマス、ブラウントラウト、ヤマメ、オショロコマ、ヒメマス、ウグイの写真が続き、果てはカラフトマスまで釣ってます。

 こういう釣りを雑誌で提案できるくらい、チャレンジしている方がたくさんいるというのが、北海道アングラーの凄いところ。脱帽です。

 マンネリ化したノーマルなルアーフィッシングに飽きた方、さらなるステップアップを目指している方、この本を参考に、トップでトラウトを狙ってみてはどうでしょうか。

 かく言う私は、まだ満足する結果は出ていませんが、時々チャレンジしています。

~~~~~~~~~~~~~

【タイトル】Top Trout 北海道 ~史上初!トラウトのトップ本~

【出版】つり人社

【発行】2005年6月15日 初版発行

【定価】1,200円+税

【ISBN】ISBN4-88536-625-9 C2075 \1200E

【目次】

○Prologue トラウト王国北海道からの新提案! 水面へ誘う戦略10
○Cicada(セミ)
○Grasshopper(バッタ)
○Bug&Animal(虫&小動物)
○Pencil Bait(ペンシルベイト)パート1 渓流
○Pencil Bait(ペンシルベイト)パート2 本流
○Pencil Bait(ペンシルベイト)パート3 湖
○Pencil Bait(ペンシルベイト)パート4 海
○Shallow Crank(シャロークランク)
○Frog(カエル)
○Area(管理釣り場)
○トラウト的トップタックル考
○Tackle Catalogue
○ベイトタックルの可能性
○トップフリークになるためのコラム集
○ビックドライvsトップウォーター・プラグ
○使えるお役立ちアイテム
○絶版トップウォーター・プラグ
○偏光グラスのススメ 等

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月17日 (水)

北海道の釣り総合誌「North Angler's(ノースアングラーズ) 2007年11月号」を即買!

 最近、プライベートの時の頭の中は「サーモン・ルアーフィシング」一色。

 仕事から帰ると、「10月10日の木戸川サケ有効利用調査の時に帰ってきたサケ(鮭)のみりん干しをかじりながら、サケ(酒)を飲みつつ、10月下旬の請戸川でのサケ(鮭)釣りについて雑誌や本を読む」という有り様。

 家族が呆れるほどの「サケ」浸りの日が続いています(^_^;)。

北海道の釣り総合誌「North Angler's(ノースアングラーズ) 2007年11月号」  そんな状態なので、先日、宇都宮市内の釣具店J州屋に行った時、書籍コーナーで、「サーモンフィッシングの楽しみ方」という表紙の文字が目に入った途端、北海道の釣り総合誌「North Angler's(ノースアングラーズ)2007年11月号」を即買しちゃいました。

 主な内容は、海・湖・川のルアー&フライフィッシングをメインに餌釣り少々。少し幅広にルアーフィッシングを楽しもうとしている私にぴったりです。

 サーモン・ルアーフィッシングについては、ショアにおけるワームやジグの活用をはじめ、ベイトタックルについても触れられています。

 カメ虫パターンによるルアーフィシングや、フライでのビーズ釣法も特集されていて、北海道のアングラー&情報誌の懐の深さに感心しきり。

 バックナンバーのタイトルを見ていても、面白さが、この号に限らない事が分かります。

~~~~~~

 余談ですが、書店に並んでいる一般的なルアー・フィッシングの雑誌は、ちょっと狭い所(釣法やタックル)に入り過ぎて、ルアーによる釣りを難しくしているように感じます。

 鬼怒川本流でのスーパーヤマメ狙いに限って言えば、通常、雑誌で紹介されているのは、スピニングタックルで、ナイロンライン(6~8lb)+高価なミノーで攻めるというもの。ほとんど方がこの方法でやっています。

 細いラインの方がミノーの動きが良くで、釣果も上がると思いますし、より細いラインで魚と対峙し、ロッド&リールさばきで勝利する充実感があることも分かります。

 しかし、このラインの細さだと、ミノーが、浅瀬では石に、深場では流木等に根がかりしてロストが多発し、お金がかかって、始めたばかりの方は、やる気がだんだんなくなってくるのではないでしょうか。

 実際に、ルアーのロストでお金がかかるから、やめたという方の話を聞いたこともあります。

 また、川にゴミも増えます。

 一方、爆釣まで期待しない私は、ベイトタックル+ナイロン16lb+ミノーでやっていて、タイミングさえ合えば、バイトがありますし、実際にスーパーヤマメを釣ることもできました。

 川幅がそれほど広くない鬼怒川本流は、ルアーを遠投する必要もないので、ロストを減らし、少ないチャンスを確実にものにするためには、この装備が最も優れていると思います。

 ダウンクロスで、トゥイッチングせず、ただ巻き。全然、難しいことしていません。ラインが太いので、ルアーのロストも少なく、お金もかからないので、やる気が萎えることもありません。

 要は、そこに活性の高い魚(ヤマメ)がいるかどうか。その見極めが最も重要です。

 活性が高まっているヤマメに、ラインの太さは関係ありません(管釣好きの方や雑誌情報にどっぷりはまっている方には、「16lb」というラインの太さで釣ることは、信じてもらえないと思いますが・・・)。

 ちなみに、ルアーフィッシング本格参戦2年目の私が、ここまで至るには、黄鮒さんのアドバイスがあってのこと。感謝、感謝です。もしも、スピニングタックル+細いナイロンライン+ミノーで続けていたら、ロストの多さに辟易して、既にルアーフィッシングをやめていたかもしれません。

 釣りを通じて、自然に親しむ人を増やすためにも、釣りを始めた人が長続きするためにも、釣り雑誌は、もっとシンプルなルアーフィッシングも紹介してほしいと思います。営業的な意味から、高度なテクやルアーを紹介することは否定しませんが、そればかりでは、長い目で見ると、釣り人口を減らすことになると思います(釣り人口が減れば、自分が釣れるからいいやーー、なんてことは考えません。こんなに楽しい遊びですから、より多くの方に楽しんでほしいと思います)。

 さらに、このノースアングラーズのように、もっと幅広にいろいろな楽しみ方やチャレンジ、海外の事例、無闇なやたらなキープの自粛とキャッチ&リリースの重要性など、常に釣り人に刺激を与えてくれるような情報も提供してくれると最高です。

 ほんの少し「サケ」が入っているので、ちょっと生意気なことを言ってしまいました。関係者の方が読まれていたら、気を悪くしないでくださいね。期待していまーーす(^_^)。

~~~~~~

 少し横道に逸れましたが、この雑誌「ノースアングラーズ」は、ルアーフィッシングがマンネリ気味になり、少し中だるみになりつつある方には、新たなチャレンジへのきっかけを与えてくれること請け合いです。

 私は、記事にヒントを得て、10月下旬の請戸川のサーモン・ルアーフィッシングや丸沼で試してみたいことが、いくつか出てきました。

 もう少し時間をかけてアイディアを練り上げ、チャレンジしてこようと思います。

 この試行錯誤している時間が、また、たまらなく楽しいんですよねーーー。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年6月13日 (水)

神田神保町の「鳥海書房」

神田神保町の「鳥海書房」  東京の神田神保町の古書街に行ってきました。

 お目当ては「鳥海書房(とりうみしょぼう)」。

 鳥海書房は、「釣り」などの自然科学系の古書を扱っていることで有名な古本屋。

 店は2軒あって、神田古書センター内にある「神田店」、それと少し離れたところにある「姉妹店」。

 どちらの店にも、これでもかというくらい、「釣り」の古本がありました。

 神田店では、ルアーの作り方が紹介されている「プロが教える 手作りルアー入門(流石著、日貿出版社)」、

 姉妹店では中禅寺湖、本栖湖、芦ノ湖での大物トラウトフィッシングに詳しい「湖を釣る-大物フライフィッシング-(降旗著、山と渓谷社)」を購入。

 これからも、時々、足を運ぼうと思います。

鳥海書房の連絡先】
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-3 神田古書センター3F、電話03-3264-4450、fax03-3264-4450

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年2月10日 (土)

本「旅人 開高健(高橋著)」

本「旅人 開高健(高橋著)」 開高健が、ルアーフィッシングに夢中だったことを知ってから、本屋に行くと、開高 さんに関する本をサーチしています。

 2007年1月の昼休みに宇都宮市内の書店に行って、釣りコーナーをのぞいていたら、「旅人 開高健」という背表紙が目にとまりました。

 開高健の釣りの世界旅行に同行した写真家・高橋曻さんが書いた本です。

 ペラペラとめくってみると、釣りの話が出てくるは、出てくるは・・・。

 キングサーモン、イトウ、ターポン、オヒョウ、チョウザメなどなど・・・。いやー豪快な釣りばかり。

 どうしても餌釣りしかできない魚種を除き、ほとんどがルアーフィッシング。使っているリールは、もちろんアブ・ガルシア・アンバサダー7000番。

 そして、興味深いのが、釣った魚の味について。

  131ページから始まる「キャッチ・トゥ・マウス」では、ピラーニャ、キングサーモン、チョウザメ、ターポン、ハリバット、イトウ、パイク、ウォールアイ、ロバロ、グアポテの食べた感想が書かれています。

 最近、管釣で釣ることのできるイトウも、美味しくないことがわかりました。

 釣りもさることながら、釣り旅行を通して、開高さんの豪快かつ楽しい人柄が滲み出てくる内容です。

 写真も豊富で、眺めているだけでも飽きません。

 また、首尾一貫しているのが、著者・高橋さんの開高さんに対する尊敬の念。

 人間関係がドライで、こういう師弟関係について語られることが少ない今日、とても新鮮な感じも受けました。

  最近は、この本を眺めながら、眠りに就くのが日課になっています。

 開高ファンはもちろん、ルアーフィッシング・フリークには、もってこいの本。お薦めします。

 「旅人 開高健」、高橋曻著、つり人社、定価:2,000円+税、ISBN4-88536-534-1 C2075 \2000E

| | コメント (0) | トラックバック (0)