トップ(セミルアー)で、ニジマス(43センチ)が釣れました!
【日時】2008年6月14日(土) 10時30分~17時
【場所】大尻沼(群馬県片品村)
【天候】晴れ
【風】 やや強い南西の風
【釣果】よっしー:ニジマス1匹(43センチ)、バラシ3
長男 :ニジマス1匹(38センチ)
【タックル】 スピニングタックル[ロッド:ダイワ・シルバークリークS・7'9"、リール:アブ・カーディナル302、ライン:ナイロン8lb、ルアー:セミルアー等]
【レポート】
2008年6月14日(土)、丸沼の下流にある大尻沼に長男(中3)と行ってきました。
大尻沼は、ルアー・フライのボートのみ(陸っぱり禁止)、キャッチアンドリリース、完全予約制(環湖荘 0278-58-2002)で、菅沼と交代で隔年で解禁になるフィールドです。
よっしーは、初釣行になります。
午前10時に、丸沼の環湖荘で受付。料金は、入漁料2,100円/人、ボート代3,200円。今回は2名+ボート1艘で計7,400円。
受付のお兄さんに様子を聞くと、「今日の申込みは満杯状態です。みなさん受付は済んでいて(既に釣っている)、お客さんが最後になります」。
ビリでした(^_^;)。
■「スタートから沈黙続き」
ここでのターゲットは、ネイティブのニジマス(レインボー・トラウト)とブラウン・トラウトになります(ブルックもいるそうです)。
午前10時30分から、ボートを漕ぎ出しました。
ボートは一番奥の丸沼ダムの方に集まっています。
初めてでポイントがよく分からないので、手漕ぎトローリングをしながら、奥までボートを進めます。
みなさんボートを岸近くにつけて、岸際をフライで狙っています。
岸際ばかりに魚が集まっていることは考えられないので、邪魔にならないところにアンカーを下ろして、2人でスプーンやミノーをキャストし始めました。
正午まで頑張っても沈黙したままです。
時々、岸際のフライマンが釣り上げているのが目に入ります。
どうやら、魚達は私達のルアーに見向きもしてくれないようです。
ここを諦め、下流のボート置き場を目指して、ポイントを転々としながらキャスティング&トローリングしてみても、ノーバイトが続きます。
この時点で、かなりの高確率で「オデコ」になることを覚悟しました(^_^;)。
■「トップでニジマス・ゲット!」
午後2時過ぎ、全然釣れなくて、長男も少し飽きてきたので、岸際にボートを停めて、ベイトタックルのキャスティング・レッスンを始めることにしました。
基本的な使い方を少し教えた後、長男に自由に練習させることにして、よっしーは、どうしたら釣れるか作戦を練ることに・・・。
○ スプーン、ミノー、スピナーで全くダメ。
○ 釣っている人はほとんどがフライマンで、皆岸際狙い。
○ 岸際をゆっくりエレキでボートで移動しながら、木陰をフライで順々に攻めている、湖版テンカラ釣りのようなフライマンもいます。
○ 周りの森からはエゾハルゼミの鳴き声。
○ 水面には小さな虫が多数、それを狙うライズが時々・・・。
なーーんて状況を頭の中で一つ一つ確認していたら、「ニジマスの場合、どんなにサイズが大きくなっても、虫しか食べない状態になることがある」ということと、さらに「セミルアーによるトップ」という方法に気がつきました。
早速、長男が持っていたセミルアーに付け替えて、岸際1メートル程の木陰の水面にキャスト。
ホットケして3分ぐらい経った時、いきなり「バシャ!」と水しぶき。
水面での激しいバイトに、鳥肌ゾクゾク、心臓ドキドキです(^_^)。
来るもんですねーーー。
フッキングはしなかったものの、「セミルアーによるトップ」にようやく辿り着きました。
「今日はトップだ、セミのホットケだ!」と長男に言いながら、すぐに同じポイントにキャストして、ボートの上から、親子二人で、水面のセミルアーをじーーっと凝視します。
この雰囲気、ウキ釣りに近いものがあって、懐かしい感じがします(^_^;)。
しばらくして、ジュポッ!とセミルアーが水中に引き込まれて、フッキングした魚が水面でバシャバシャ!と大暴れ、ついにヒット!
岸際でかかったので、潜って水際の草や木に絡まないよう早めに寄せます。
よっしーの大尻沼の初物は、トップによる43センチのニジマス(レンインボー・トラウト)でした。
リリースするまでのほんの僅かな間、野生化した顔つき、先の尖ったきれいなヒレ、引き締まったプロポーション、山上湖の素晴らしい魚体を愛でて、至福の時間を楽しみました。
さーーてと、次は長男の番です。
よっしー一人、いい思いをする訳には行きませんから・・・。
同じポイントで時々ライズが見えているので、まだ魚は散っていないようです。
再びセミルアーのホットケを始めてから15分ぐらいした時、ガバッと水しぶき!
またまた来ました!
長男は、管釣でトップに慣れているせいか、余裕でリーリングしてます。
後ろで見ているよっしーの方が、バラさないか、心配で慌てているくらいです。
こちらも、御覧のとおりきれいな38センチのニジマスでした。
今度は、よっしーが水際で魚を支えて長男が撮影。
長男は、トップで釣ったのが嬉しいのか、デジ一眼で自由に撮れるのが嬉しいのか、ひたすらシャッターを押し続けていました(^_^;)。
リリースした後、ボートの上で、持ってきた水筒のお湯でコーヒーを作って、二人で祝杯を上げました。
その後は、同じように岸際をトップ(セミルアー等)やミノーなどで狙いましたが、よっしー にバラシが3回あっただけ。
それでも、バラシうち1回は、かなり面白いトップ用ルアーによるものだったので、今後につながる大きな収穫になりました。
午後5時にタイムオーバー。
■「感想」
よっしーは、目指すルアーフィッシングとして、
◇第一の目標「きれいなストーリーを描く」
◇第二の目標「ネイティブの大物(50センチオーバー)を釣る」
◇第三の目標「トップで釣る」
という3つの目標を掲げています。
今日は、第一&第三の目標を達成したことになります。
50センチ以上が釣れれば、全ての目標をクアリする「グランドスラム」となりましたが、そうそう簡単には行かないものです。
それでも、何といっても憧れの「トップ」で、しかも親子で、ネイティブのニジマスを釣ることができたので大満足です。
水面でガバッと派手なバイトの瞬間は興奮度&刺激度120%。
「トップによるトラウト・ルアーフィッシング」って、本当に最高です。
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