プーシキン美術館展
宇都宮では、宇都宮市立美術館、栃木県立美術館があって、時々出掛けますが、地方都市ですから、大きな展覧会は開かれません。ただ、東京が近いおかげで、有名な絵を気軽に見に行くことができるのが、宇都宮のいいところです。
今回は、東京都美術館で開かれているプーシキン美術館展に行ってきました。有名な画家では、マティス、ルノアール、ゴッホ、モネ、ピカソなどが展示されてました。
ポスターにも使われているマティスの「金魚」は、シンプルな色使いですが、バランスが良くて、見ていて楽しい気分になってくるのが、人気の秘密なのでしょう。大勢の人が時間をかけて見ていました。
マティスの他に、ひときわ人が集まっていたのが、ゴッホの「刑務所の中庭」です。ゴッホが精神が不安定な時に描いたものですが、刑務所の中庭を囚人が絶望的な顔つきで運動のために歩かされている絵です。色遣い、背景の刑務所のアンバランスな壁面・窓の位置、いずれを見ても、暗く不安を感じるものです。ゴッホは、このような絵も書いていたんですね。新しい発見でした。
私が気に入ったのは、ルノアールの「黒い服を着た女」です。中心の女性の物憂げな視線がいいですね。どうやったら、あの視線の表現ができるのか、しみじみと絵を覗き込んでみましたが、とても真似できるようなものではありませんでした。
いろいろな絵を見てきましたが、いい絵を見ている時、そして見た後の爽快感が心地よくて好きです。
これを打ちながら、「その日その日の気分にあった絵を自宅に飾って、絵を楽しめたらいいなーー」なんて思いつきました。本物は無理ですから、コピーのコレクションでも集め始めてみましょうか。
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