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栃木の郷土料理「しもつかれ」

IMG_2902-04  「しもつかれ」が無性に食べたくなって、近くのスーパーで買ってきました。

 ビニール入りのもの398円を2つ。早速1袋を開けてどんぶりに入れて、小鉢に分けながらいただきました。このビニール袋入りのものは、なんか安っぽい感じでこれまで敬遠していたのですが、結構いけます。ついビールを、続いて、焼酎も出してきて、一人で小宴会状態に・・・。

 子供達は、「クサーイ」と言って近づこうとしません。酒粕の臭いが気になるようです。毎年、学校給食に1回は出ているらしいのですが(先週出たそうです)、子供達には人気がありません

 よっしーの母は、東京生まれなので、自宅で作りませんでしたが、近所の人が持ってきてくれたのを食べた記憶があります。確かに、よっしーも子供の頃は苦手でしたが、二十歳を過ぎてから、おいしく食べられるようになりました。ただ、見た目が御覧のとおりなので、苦手な人が多いのも事実です。口が悪い人は、「猫のゲロ」なんて言う人もいます(^_^;)。

 栃木県の郷土料理を代表する「しもつかれ」

 調べてみると、「徳川時代の初期の頃から作られていた。栃木県だけでなく、茨城、埼玉にも伝わる行事食。陰暦の初午と、二の午の日に作り、赤飯とともに、稲荷神社に供え、多くの家のしもつかれを食べると無病息災だと言われ、重箱に入れて隣近所でやり取りする風習がある。「すみつかれ」、「しみつかれ」、「しもづかれ」、「つむじかり」とも呼ばれる。ダイコン、ニンジン、塩サケの頭、節分のいり大豆、酒粕などの残り物を大鍋でじっくり煮て作る。冷たくして、赤飯のおかずにするのが美味。最近は、冷蔵庫に保存して酒の肴として喜ばれる。(「ふるさとの味 おふくろの味(栃木県農業者懇談会、昭和53年)」とのこと。

 冬に栃木に来る機会がありましたら、是非「しもつかれ」に挑戦してみてください。

 あっ、それから、冬の時期に、栃木県のスーパーで、「サケの頭」が売られていますが、これは、全て「しもつかれ」用のものです。近くには「酒粕」も一緒に売られているはずです。県外から来た人は、「どうやって食べるんだろう。」と頭を悩ませるそうです。

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