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大物病?

 少し前までは、鬼怒川本流や湖だけでなく、自然の美しさや綺麗なヤマメを求めて渓流に時々行ったりしていたのですが、最近、どうもその気になりません。

 鬼怒川本流で45センチのスーパーヤマメを釣ってから、「ひたすら大物狙いだけを続けたい」という重度の「大物病」(勝手に命名)にかかってしまいました。

 なぜ大物病にかかってしまったのか、セルフ・カウンセリングしてみました。

~▽~~▽~~▽~~▽~~▽~~▽~

【大物の手応えは最高!】

 ドラグが鳴く、スプールからラインが引き出される・・・、手応えは最高です。格闘の末にゲットした瞬間の快感は何物にも変えられません。

アンバサダー4601C3 in早朝の鬼怒川 【鬼怒川本流が自宅に近くて気軽に行ける】

 鬼怒川中流域での本流ヤマメは、自宅(宇都宮)から近くて、気軽に釣りに行けます。

 また、フィールドに近いという地の利を活かして、タイミング良く釣り場に行くことができるので、時々バイトもありますし、40センチオーバーのスーパーヤマメも釣ることができます。

【テクが未熟なため、渓流でほとんど釣れません】

 これまで渓流(大谷川、板戸川、小百川、東荒川等)に時々行ってましたが、バラシはあるものの、ほとんど釣れてません(^_^;)。

 行っている時間帯が日中ということもありますが、ポイントの見極めとか、テク不足が原因のようです(ちなみに渓流の時のタックルは、さすがにベイトは使わず、スピニング・ライトタックルです)。

 釣れなくても、いかにして釣るか研究するという姿勢も大事だと分かっているのですが・・・、どうしても気が乗りません。今は、ベイトタックルで大きいルアーをキャストしていたいという気持ちが上回ってしまいます。

【大物狙いはカッコイイ】

 本流ヤマメや湖のビック・トラウトをひたすら狙っているというはカッコイイ、・・・と思っています。

【大物狙いは釣れなくても言い訳できる】

 本流は釣れないのが当たり前。例え、釣れなくても言い訳ができます。渓流で「ボウズ」というのは、ちと辛い・・・etc。

~△~~△~~△~~△~~△~~△~

 ということで大物病の原因を整理してみると、

 「内面的には、気軽に行ける鬼怒川本流で大物を釣った時の快感がたまらなく好き(釣れない渓流からの逃避という側面あり)。

 外面的には、例え釣れなくても、鬼怒川本流や湖でひたすら大物狙いに熱中していた方がカッコイイし、言い訳もできる。」


 
という感じになります。

 逃避とか言い訳できるとかっていうのが、ちょっと情けないですねーーー(^_^;)。

 そんなことを考えながら、本「忠さんのルアー・フィッシング(常見忠著、ベースボールマガジン社)」を読んでいたら、こんな一節に巡り合いました。

~~▽~~▽~ 引用開始 ~▽~~▽~~

 ・・・細くてしなやかなロッドに小型スピニングリール。これからの道具を使って連日、渓流通いが続いた・・・(略)。

 だが、やればやるほど、通えば通うほどに体内にある種の、欲求不満が充満してくるのだった。

 渓流と名がつく場所は当然ながら狭くて、場所によってはやぶこぎも要求される。ウルトラのロッドをフィリップキャストし、ときには竿先をあげ、また水中まで沈ませたり、さっと投げ、さっと引き、勝負は一瞬にして決着する。

 なんとも、そうした釣り方が、せせこましくてやり切れなくなってきたのだ。いかにも日本的であり、箱庭的なルアーフィッシング。それはそれでテクニックの訓練には役に立ったのかもしれない。

 しかし、多少、爽快感があっても、ドーンと一発、超ド級の大物とのやりとりに欠けるのだった。ハラハラ、ドキドキのスリルに乏しい。糸鳴りがしてリールがうなりを生じるようなド迫力がないのがさびしい。

~~△~~△~ 引用終了 ~△~~△~~

 こんな有名な方(著者は、忠さんスプーンの開発者)も、似たような経験があるんですね。少し安心しました。

 この大物病、つける薬もなさそうですし、何といっても「釣り」は趣味。気分よく楽しめることが一番です。

 当分は、気の向くまま、「広々した鬼怒川本流や湖で、ハードなベイトタックル(ルアー)で、大物(デカ・マス)狙いの釣り」にこだわって続けて行こうと思います。


P.S 先日、仕事帰り、釣具屋で、20lbのナイロンラインを買ってきました。

 この秋、どんなマス達との出会いがあるか楽しみです。

 丸沼の50センチオーバーのネイティブ・ニジマスでしょうか。

 それとも、福島県のサーモン(サケ)でしょうか。これは抽選で当たった場合の話ですが・・・。

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18○ 釣り・一般(Abu、タックル等)」カテゴリの記事

コメント

> ocmagic さん

>私希望は
>岩魚60cm over
>桜マス
>それくらいでしょうか^^;

 それって、とてつもなく「大物」だと思うのですが・・・(^_^;)。

 私の場合、ルアーフィッシング本格参戦2年目ということで、まだまだ物差しが小さいので、伸び盛りって感じのようです。

 サクラマス、いいですねーー。私も来シーズンは、チャレンジしてみようかなーー、なんて考えています。

 
 

投稿: よっしー | 2007年8月27日 (月) 21時15分

そんなに大物病になってないocmagicです。

私希望は
岩魚60cm over
桜マス
それくらいでしょうか^^;

ただ大物といっても、銀山湖位しか行かないですが
キャスティングのみで出来れば岩魚が釣りたいので・・・・
60cm岩魚が釣れれば、もちろん剥製にします。

私はPEです。

投稿: ocmagic | 2007年8月27日 (月) 18時47分

>まっくさん

 同じ仲間がいて、うれしくなります(^_^)。
 鬼怒川本流を攻めているルアーマンには、意外に、同じような方がいらっしゃるのかもしれませんね。

 やっぱりPE、いいのでしょうか?

 これまで、PEラインは、高価で、高嶺の花的に見えて、ナイロン時々フロロって感じになっていました(^_^;)。
 ただ、まだ使ったことがないので、いつか使いたいとと思っていたりもしました。
 せっかくなので、ちょっと考えてみたいと思います。

投稿: よっしー | 2007年8月24日 (金) 21時18分

こんばんは、ヘビータックル派のまっくです。私もこの病に掛かっているようです。私も石井地区なら自宅から車で2~3分で行けて、大物も釣る事が出来るので病んでしまったようです。ラインですがPEに挑戦してみませんか。好みもありますが私はトータル(財布も含め)では今のところ満足しています。

投稿: | 2007年8月24日 (金) 18時41分

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