サーモン・ルアーフィッシング用「タコベイト&フック」の自作(2007/9/30)
人生初となるサーモン・ルアーフィッシングに向けて、様々なHPやブログ、書籍でタックル&テクを研究する毎日。
サーモン・ルアーフィシングの独特のタックルとして有名なのが「タコベイトを付けたスプーン」。
スプーンの下のフックにタコベイトを引っかける単純な方法もあるようですが、どうせやるなら、専用タコベイトでチャレンジしてみたい。
ということで、宇都宮の釣具店で、サケ釣り用のフック付きタコベイトを探してみましたが、見つけることができません。
なければ自分で作るだけ。
HPやブログを参考に、試行錯誤した結果、自作することができたので紹介したいと思います。
主な手順は、「1.フックをスイベルに付け、2.そのスイベルにティンセルを付けた後、タコベイトに取り付ける」というもので、それ程難しいものではありません。
必要なものは、宇都宮市内の釣具店の餌釣りコーナーで購入しました。
1.【フック+スイベルの作製】
◆ 用意するもの
丸セイゴ20号(餌用.ルアー用で使っているリングの付いてないフック)。
フロロライン4号(フロロハリス)。
※ 2008年の請戸川で1度切られたので、以後、PEハリス(6号、30kg)を使うようにしています(2009/10/21加筆)。
スイベル(パワースイベル)。
◆ 丸セイゴ20号にフロロライン「PEハリス6号」(30センチ程に切ったもの)を結びます。
結び方は餌釣り用の針とハリスの結び方と同じ。結び目がよく締まらない時は、瞬間接着剤で確実に接着してください。
気持ちの問題ですが、フックの色がシルバーでちょっと目立つ感じだったので、フックの結び目から少し下まで赤く塗ってみました。釣果には関係ないと思います。
◆ 次にハリスの付いたフックをスイベルに結び付けます(フリーノット)。
フックの下端からスイベルまでの長さが、タコベイトの先端から足までの長さと一致もしくは少し短めなるように結んでください。
2.【フック+スイベルのタコベイトへの取り付け】
◆ 用意するもの。
自作したフック+スイベル。
タコベイト(赤またはピンク、サイズは2.5号。2号を使う方が多いようですが、残念ながら宇都宮市内の釣具店にはありませんでした)。
ティンセル/テンモール(今回は赤ベースにシルバーが入ったものを使用)。
ヘアピン(スイベルをタコベイトに取り付けるための小道具として利用)。
◆ ティンセルを幅1.5~2センチ程切って、スイベルの中央部に巻き付けます。
ティンセルは、シール状態になっているので、簡単に巻き付けられます。
◆ 次にタコベイトの頭に小さな穴が空くように、先端を少し切ります。
穴が大きくなると、スイベル全体がタコベイトから抜けてしまうので、慣れるまでは小さな穴になるように先端から少しずつ切っていくといいでしょう。
◆ いよいよタコベイトにフックを取り付けます。
ティンセルの付いたスイベル(フック付)の先端にヘアピンを通して、ヘアピンの先端を、タコベイトの足側から内部に入れて行きます。
タコベイトの頭の穴の内側から、ヘアピンの先が出てきたら、ヘアピンの先端を引っ張り上げて、スイベルをタコベイトの中に引き込んでいきます。
スイベル先端の環がタコベイトの頭の上に出てくるまでヘアピン引っ張り、ヘアピンを外せば、タコベイトへのフック取り付け完了。
タコベイトの頭の穴が大きくなってしまって、スイベルが抜け落ちそうになった場合は、スイベルの先端にスプリットリングを付けて脱落を防止してください。
◆ タコベイト&ティンセルの長さ調整。
フックの下半分が出るくらいに、タコベイトの足やティンセルをハサミで適当にカットして「完成」です。
これで、サケのローリングにも耐えられる「タコベイト+フック」の完成です。
参加予定の木戸川サケ有効利用調査は10月中旬、請戸川は10月下旬。
この自作タコベイトで、初サーモン・ゲットーー!といきたいところです。
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