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木戸川サケ有効利用調査で初サーモン、ゲット!(2007/10/10)★

 2007年木戸川サケ有効利用調査に初参加。初サーモン(メス、70センチ)をゲットしました。

 

【日時】2007年10月10日(水)、7時~14時

 

【場所】木戸川(福島県楢葉町)

 

【天候】

 

【風】 弱い東風

 

【釣果】チャムサーモン1匹(雌、70cm)

 

【タックル】ベイトタックル(ロッド:アブ・ガルシア ホーネットスティンガー HSC-682MH、リール:アブ・ガルシア アンバサダー4601c3、ライン:ナイロン14lb、ルアー:スプーン(20グラム、赤・マイペイント)+自作タコベイト(ピンク))       タックルの詳細はこちら

 

【レポート】

 

 待ちに待った、木戸川サケ有効利用調査。会社を休んで行ってきました。

 

 同行者は、ペア券で一緒に申し込んだ黄鮒さん、見学で2学期制で秋休み中の長男(中2)の2名。

 

1 調査区間の状況

 

開始前の木戸川  現地到着、午前6時。

 

 事務所前の川をのぞいてみましたが、サーモンの姿が見つかりません。少し嫌な予感(^_^;)。

 

 調査区間(右岸750メートル)の状況は、上流側に浅い瀬(底は川石)があり、事務所前少し上流から下流の区間まで浅い砂地で、ゆったりした流れが続き、徐々に深くなっていきます。

 

 思ったより水深が浅いのには驚きました(例年の1/2の水量だそうです)。

 

 下流域の砂底には、倒木等の根が点在しますが、肉眼でもはっきり分かるので、根がかりは防ぎやすいでしょう。

 

2 ベテランのベイト派発見

 

 ベイトタックルは私達だけかと思っていたら、同じアブのベイトタックルの方が一人。

 

 その方曰く、「毎年請戸川に行っているけど、木戸川は初めて。川幅があまり広くないし、サケ釣りは、いつもベイト。昔は5000番のアンバサダーを使っていたけど、最近は4000番を使っている。(私のリールを見て)C3か、カッコイイねーー」。

 

 ベテランの方がベイトタックルを使っているということで、自分の方向性が間違っていないことが分かり安心しました。

 

スタート後の上流の瀬の様子(最上流から撮影) 3 開始早々、餌釣り好調

 

 午前6時45分から受付開始、午前7時から、釣り(調査)スタート。

 

 私達は、はじめてなので、事務所前で少し様子見です。

 

 関係者に話を聞くと、「昨日は39匹。上流側で釣れていた。去年はこの時期にもたくさん釣れたが、今年は川の水量が少ないせいか、少し遡上が遅れている」とのこと。

 

 しばらくすると、延べ竿の餌釣りと思われる黒いウェーダーを身にまとったグループが上流の瀬に入っていきました。対岸の流れに追い込んでサケを狙うようです。

 

 すぐに、竿をしならせ、サケを釣り始めました。

 

 釣れているのを見て、他の餌釣りやルアーマン、フライマンが瀬に向かいます。

 

 釣ったサケは、陸に置いてある漁協コンテナに入れることになっているので、どんなサケが上がっているのか見に行ってみると、80センチオーバーのオスのサケと70センチ程のメスが入ってました。

 

 いやーー、デカイですねーーー。こんなのが釣れるといいなーーと思いつつも、釣り人が殺到しているポイントに入る気にはならず、事務所前に戻りました。

 

4 事務所前から下流は沈黙

 

 事務所前は、川底が見える浅場(水深1メートル程)。

 

タックル  偏光グラスをかけていると、時々、数匹又は単独のサーモンが、上流や下流から泳いでいく姿がよく見えます。

 

 群れが来る度に、その進行方向の前をめがけてスプーン(+タコベイト)をキャストし、目の前をヒラヒラ漂わせます。

 

 狙ったポイントにルアーをキャストしスローリトリーブ、この繰り返しに、ベイトタックルはとても便利です。

 

 時々、反応するサーモンもいますが、大半は、逃げたり、避けるように猛スピードで泳いでいきます(^_^;)。

 

 下流の河口側には、5~6名。ルアー、フライ、ブッコミ釣り。

 

 ルアーマンが、同じように、小さなを群れにルアーを投げ込んでいますが、釣れてないようです。

 

5 千載一遇のチャンス到来

 

 午前9時過ぎ、重機(パワーショベル)が、河口で川底を掘り始めました。

 

 漁協が、サーモンが川をのぼりやすくしているようです。

 

 もしかしたら、河口にいたサーモンが、重機に驚いて、川を遡ってくるかもしれないと、待っていると・・・、しばらく経った時、ついに来ました、サーモンの大群が。

 

 事務所前にいる私達の目の前を、上流に向かって大きな群れが次々と泳いでいきます。

 

 遡上数が多い時って、こういう感じなんでしょうね。

 

 チャンス到来とばかり、タコベイト付きのスプーンをキャスト。

 

 群れの中に、底スレスレにヒラヒラ泳ぐスプーンが入ると、群れから離れ方向転換した1~2匹のサーモンがスプーンをチェイスしてきます。

 

 遡ってきたばかりのサーモンは、さすがに高活性。こちらも一気にヒートアップ。

 

 サーモンが口を開けて、スプーン+タコベイトを狂ったように追い回している様子が見えます。まるで、水中で獅子舞が首を振って踊っているようです。

 

 フッキングしてくれーー!と心の中で叫びながら、ただ巻き、ストップ&ゴー、早巻き等、様々なアクションを加えまてみますが、足元まで追ってきても、コツン、コツンというショートバイトのみ。中々フッキングしません。

 

 そんなチャレンジを繰り返していたら、ついにロッドが絞り込まれ、待望のヒット!

 

 ギュイーンと、スプールから一気にライン放出。慌てて右手親指でスプールを押さえながら、ドラグを絞ります。

 

 これまでに経験したことない重量感と迫力に圧倒されます。

 

サーモン(雌、70センチ) 凄まじいパワーが両手で支えるロッドに伝わりますが、ホーネットスティンガーとアンバサダーは、それをがっちり受け止めてくれました。

 

 時々、ドラグを鳴らしながら格闘していると、少し離れたところにいた、長男が、こちらに向かって、必死に走ってくる姿が目に入りました。

 

 ネットを持つ長男が待ち構える岸に、寄りそうになると大暴れして川の奥へ。中々寄せることができません。繰り返すことを5回。ようやく長男がネットですくってくれました。

 

 チャムサーモン、70センチのメスです。

 

サーモン(雌、70センチ)  フックをはずそうとすると、なんと尾びれにフッキング。いわゆる「スレがかり」。

 

 ランディングする時、変な暴れ方をするなーーと思っていたのですが・・・(^_^;)。

 

 初めてのサーモンフィッシングなので、「口にかけたかった」などと贅沢は言いません。豪快なファイトが楽しめたのですから。

 

6 再び沈黙、そして終了

 

 その後は、大きな群れも来なくなり、時々、小さな群れが回遊してくるだけ。

 

 どうやら、群れはそのまま上流の瀬に入ったようです。瀬では、時々、餌釣りの人が、サケを上げています。

 

格闘するフライマン  正午頃には、事務所前から下流では、群れもほとんどこなくなり、1度、フライマンが大きなオスをかけただけ(最後の最後に、惜しくもバレてしまいました。残念)。

 

 14時に終了。

 

※ 帰宅後、楢葉町のHPで確認したところ、10月10日(水)の調査人数は27名、オス35匹、メス28匹、合計63匹でした。

 

7 感想

 

○ 木戸川の水量が少なく、遡上数が少ない時は、ポイントが限られます。とにかく釣りたい方は、ポイントを早く見つけることが重要です(今回は、上流の瀬の流れ出し)。

 

 混雑&熱気が嫌な方は、サーモンのサイトフィッシングという楽しみ方もあります。
 うまくすれば、ルアー追ってくるサーモンの様子を観察しながら、フィッシュ・オン!なんてことができるかもしれません。

 

○ サーモンのファイトは、これまで体験したことのないような凄まじいものでしたが、今回のタックルで十分対応できました。

  また、ベテランの方もベイトタックルを使っていたので、方向性としては間違っていないことを確信できました。

 今後も、ベイトタックルでサーモン・ルアーフィッシングを楽しんでいきたいと思います。

道の駅ならは ○ 次の目標は、10月下旬の請戸川。

 

 少し、タックルを微調整して、チャレンジしてこようと思います。

 

8 お薦め寄り道ポイント「道の駅ならは

 

 帰りに寄ったのが、国道6号線沿いにある「道の駅ならは」。

 

物産館  調査参加者には、近くの漁協の加工所で、「オス2匹」のプレゼントがありましたが、手軽な土産物がないかと物産館で探すと、サケをみりん干しにした「鮭珍味(400円)」を発見。お土産用に2個購入しました。

 

 物産館の隣には、軽食コーナーもある温泉館。温泉に入って、美味しい食べ物が食べられるなんて、素晴らしい道の駅ですね。

 

鮭珍味  次回は是非、温泉にも入ってみたいと思います。

 

【道の駅ならはの連絡先】
  福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字大堤入22-1、電話:0240-26-1126

 

9 最後に

 

 黄鮒さん、お疲れさまでした。また、行きましょう(^_^)。

 

 それから、木戸川サケ有効利用調査実行委員会の関係者の皆様、大変お世話になりました。お蔭様で、思い出に残る楽しい一日を過ごすことができました。どうもありがとうございましたm(_ _)m。

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14● サーモン・フィッシング(栃木・福島・新潟・茨城・富山)」カテゴリの記事

コメント

>サケさん

 サケさんも、ホーネットスティンガー使ってらっしゃるんですか。

 私は、今回がこのロッドのデビュー戦でしたが、本当にいいロッドです。

 ホーネットスティンガーには、来週の請戸川でのサーモンフィッシングでも活躍してもらおうと思っています。

 サケは、沖合にようやく大きな群れがやってきたそうなので、本番突入です。

 お互い思いっきり楽しみましょう\(^_^)/

投稿: よっしー | 2007年10月20日 (土) 08時14分

ベイトタックルでサーモンを釣るとはナイスアイディアですね。私はサーモンではなく、主にバスフィッシングなのですが、私もホーネットスティンガーを使用しています。2mを越える長さだけあってかなりのロングキャストが出来、非常に重宝しています。リールはシマノのスコーピオンMGを使用しています。リール本体が軽いので、ストレスなく釣りを楽しむことが出来ますよ^^
今年も宮城県にサケが上ってくるのを心待ちにしてます^^

投稿: サケ | 2007年10月19日 (金) 21時08分

>黄鮒さん

 どーもです(^_^)。

 確かに、漁協の人や関係者の方は、とても優しくて、気分よく釣りを楽しむことができました。

 また、来年も応募しましょうね!

投稿: よっしー | 2007年10月12日 (金) 23時28分

いつもながら素早いレポですね~。
お疲れでした(^^)

今回も楽しい釣旅でしたね。
応募から釣り終了までの全日程約2ヶ月、
一つの釣で、こんなに長く楽しめるなんて、
他では考えられないことです。

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福島は最高でした。特に人が。
漁協の方々、警備員さん達、ご近所の見物人さん、
現地の方々はとても話好きで、みなさん親切でしたよ。
お昼に出た味噌汁も美味しかったです。
もちろん環境も良かった。
おみやげの鮭は巨大でした。

木戸川の鮭釣はオススメです。
釣りをする方は応募してみるといいと思いますよ。

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よっしーさん鮭ゲットおめでとうございます。
そして運転お疲れ様でしたm(_ _)m
いや~ホントにスミマセン・・・
かなりお疲れのことだったろうと(^^;

投稿: 黄鮒 | 2007年10月12日 (金) 13時42分

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