荒川サケ有効利用調査(2008/12/20)★
【日時】2008年12月20日(土)、7時~16時
【場所】荒川(新潟県荒川町)
【天候】晴
【風】 朝のうちは、冷たい強い東風、日中は止みました。
【釣果】なし(バラシ1)
【タックル】ベイトタックル ○ロッド : アブ・ガルシア ホーネットスティンガー HSC-682MH
○リール : アブ・ガルシア アンバサダー4601c3&ガンナー
○ライン : ナイロン30lb(super strong TORAY)、バークレイ・トライリーンXL 20lb
○ルアー : サーモン用YSミノー(93mm、28g、蛍光ピンク等)。
スプーン[アブ・トビー、赤黒・28g、蛍光グリーン(セルフペイント)・18g等]。
詳しくは、https://yosshy.cocolog-nifty.com/weblog/2008/12/2008-6c23.htmlを御覧ください。
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【レポート】
今年で2年目となる荒川サケ有効利用調査。いろいろとよっしーなりに頑張ってみたものの、尻尾へのスレがかりで、バラした1匹以外に釣果はなく、サーモン用YSミノーも不発で「完敗」でした(^_^;)。
【当日の荒川の状況】
荒川は、12月15日頃から渇水続きのところに、12月18日に降った雨で少し増水してからの減水中。
水量は少なめなのが気になるものの、濁りもなく、天気も快晴で、状況としてはまずまずです。
【よっしーの状況】
○ 最初に入ったのは2番ポイント。
開始早々、隣にいた知り合いのTさんが、1匹メスのサーモンを釣り上げたのですが、よっしーにはサッパリ。
○ その後、ポイントを10番->5番->2番->10番と変えながら、サーモン用YSミノーやスプーン+タコベイトも投げてみても反応なーーーし。5番ポイントで、「メス・サーモンの尻尾へのスレがかり&ランディング間際でバラシ」があっただけで、完敗でした。
○ 2番ポイントでは、YSミノーを2個ロストしたので、もし拾われた方は、使ってみてくださいね。
【周囲の状況】○ 2番ポイントでは、瀬からの流れ込みに陣取ったルアーマンのみが釣れているのみ。ほとんど釣れず。全体的にサーモンの遡上数が少ない中、局所的にサーモンが集まっているポイントに入ることができた釣り人のみ釣れたようです。
○ 当日の全体の釣果は計32匹、2番で12匹、7番で13匹、11番と14番で2匹ずつだったそうです。
○ また、同行した友人は、この厳しい状況に「オデコ」を覚悟した終了間際の15時40分、10番ポイントのシャローでサーモン(メス)を見事ゲットしました。
いやーーー、素晴らしい! 表彰ものです\(^_^)/
【2008年の荒川のサーモンの状況】
○ 途中、17番ポイントで会った釣り人との会話が面白かったので、紹介したいと思います。
釣り人A 「釣れましたか?」
よっしー 「全然です。ここのポイント(17番)はどうですか?」。
釣り人A 「ここもいないよ。今年の荒川のサケは、平年の1/10位しか遡上していない感じ。普通ならこのあたりにサケがいてもおかしくないのに・・・」。
よっしー 「日本全体での遡上数は、今年は少ないようですね。全体的には、オホーツク海の夏場の水温が高くて、戻ってくるサケが死んでしまったという話も聞いたことがあります。ただ、太平洋側の利根川や那珂川では、結構大量のサケが上ってきているんですよね」。
釣り人A 「日本海側のサケの稚魚は、放流されて、日本海沿岸を北上していくんだけど、春先までに宗谷岬を越えて行かないと、日本海の水温が急激に上昇して一気に死んでしまうことがあるようなんだ。今年、下越地方のサケの遡上が極端に少ないのは、4年前、下越地方の河川で放流されたサケの稚魚の北上が遅れ、海水温上昇で、一気に死んでしまった可能性があるのではないかという話を聞いたことがあるよ」。
よっしー 「荒川は、4年前の稚魚死滅の影響と今年の夏場のオホーツク海の高水温の影響をダブルで受けてしまって、遡上数が極端に少なくなっているってことなんですね」。
○ ということで、荒川のサケの遡上数は、平年に比べて、極端に少ないそうです。
今の時期、栃木県内の那珂川には、たくさんのサケが遡上してきていて、水中をのぞけば、たくさんのサケを見つけることができますし、河原はサケの亡骸がゴロゴロ転がっています。
これと比べてしまうと、今年の荒川は、サケの姿や亡骸をほとんど見つけることがほとんどできないので、「釣り人Aさん」が言っていたことも、かなり当たっているのではないでしょうか。 【まとめ】
○ 残念ながら「オデコ」でしたが、今回の釣行で、1年ぶりに「いずみやhttp://www.izumiya3.com/blog/」の元気な女将さんやTさんにお会いできたことは、とても楽しい思い出になりました。
○ 自然豊かな本流でサーモンを釣ることができる荒川サーモンフィッシングは、本当に魅力があります。
荒川サーモン用YSミノーに改良が必要なことも分かったので、来年もニュー・サーモン用YSミノーとともに、是非参加したいと思います。
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コメント
>kawashimogawaspecialさん
あれーー、転勤ですか?
せっかく「トラウト天国の栃木」を味わい始めたところだったのに・・・、残念です。
転勤先がどちらかは分かりませんが、新たなフィールド開拓っていう楽しみもあるでしょうから、是非、ルアー・フィッシングは続けてくださいね(^_^)。
投稿: よっしー->kawashimogawaspecialさん | 2008年12月23日 (火) 15時04分
こんにちわ。
荒川へのサケ釣行、お疲れ様でした。
結果は・・・残念でしたが、
またまた、来年が楽しみですね。
ところで、
私も来期、ぜひトライしたいと考えてましたが
残念ながらこの御時勢(時世?)、
急遽、転勤になりそうです。
残念ながら、サケは無理っぽいですね。
(本流までもか?泣)
投稿: kawashimogawaspecial | 2008年12月23日 (火) 09時44分
>ブラックゾンカーさん
お久しぶりです。
荒川は、請戸川や木戸川と違って、本格的な本流の中でサーモン・フィッシングが楽しめるのが醍醐味です。
フライでも釣れますので、是非、来年は、参加してみてくださいね。
>話飛びますけど、自作ミノー中禅寺湖のレイクトラウトにいけるんじゃないですか?
かなり鋭い指摘に、一瞬ドキッとしてしまいました(^_^)。
そうなんです。このYSミノーは、超ヘビーシンキングということで、中禅寺湖の水底付近にいるレイクには秘かに効くのではないかと思っています。
2009年4月は、中禅寺湖通いが続くことになりそうです。
投稿: よっしー->ブラックゾンカーさん | 2008年12月23日 (火) 08時29分
よっしーさん!
お久しぶりです。荒川釣行はチョット残念な結果になってしまいましたね。自然とのたたかいですから、釣れない時もありますよね!
ましてや、鮭の遡上が少ない状況でのは釣りであれば
釣れないのもしょうがないですね!
写真を拝見している限りでは天気もよく、川の雰囲気もいい感じですね!
釣果はイマイチだったみたいですけど、気持ちよさそうな雰囲気がよく写真に出てますよ!
話飛びますけど、自作ミノー中禅寺湖のレイクトラウト
にいけるんじゃないですか?
投稿: ブラックゾンカー | 2008年12月22日 (月) 22時30分
>ocmagicさん
私も、徐々に2009年モードに入りつつあります。
オフシーズンの1~2月の間に、YSミノーをストックすべく、新タイプの設計なんかをいろいろ考え始めています。
来年は、お互い、いい年になるといいですねーーー。
投稿: よっしー->ocmagicさん | 2008年12月22日 (月) 20時59分
>阪本カズマサさん
今年の荒川2日間で8匹とは、スゴイのではないでょうか。
そして、うらやましいです(^_^;)。
2008年の鬼怒川ヤマメはとことんダメだったので、2009年は好転してくれることを祈っています。
お互い、来年も頑張りましょう。
投稿: よっしー->阪本カズマサさん | 2008年12月22日 (月) 20時34分
>小ますさん
小ますさんが苦戦していたのを知っていたので、私もだいぶ苦労するのでは・・・と思っていたら、こんな感じになってしまいました(^_^;)。
今年は、サケの絶対量が少なかったので、仕方ないですね。
直接関係ありませんが、最近、小ますさんの影響で、私も5000番台のアンバサダーが気になり出していたりします。
投稿: よっしー->小ますさん | 2008年12月22日 (月) 20時33分
>黄鮒さん
ラッキーもあるかもしれませんが、それ以上の「実力&腕」だと思います。
「ポイントを見極め、そこに出たサーモン・ライズを見逃さず、必殺スプーンで一撃!」。
このストーリー、本当に惚れ惚れしますね。
また、来年も行きましょう(^_^)v。
投稿: よっしー->黄鮒さん | 2008年12月22日 (月) 20時31分
よっしーさんお疲れ様です。
やはり全体的にはサケ厳しい状況ですね。
私はもう今年のことは忘れて来年の北海道に向けて準備中(妄想だけど)です。(^-^;
投稿: ocmagic | 2008年12月22日 (月) 18時46分
よっしーさん、残念ですね! 私は12月の8.9日で行って来ました。運良く、2日間で8匹釣れました。漁師さんが教えてくれたポイントにはいれたのが、釣果につながったと思います。来年も参加したいと思います。しかし、その前に、今年の鬼怒川は惨敗したので、リベンジに向け準備をしたいと思います。よっしーさんも頑張って下さい。
投稿: 阪本カズマサ | 2008年12月22日 (月) 05時45分
こんばんは。
調査、お疲れ様でした。
今年の荒川の状況は厳しいようで、昨年の釣果から見ると少し残念な気がします。
私もまた来年申し込みます。よっしーさんも是非。
投稿: 小ます | 2008年12月22日 (月) 00時12分
表彰ありがとうございます♪
サケゲットは、ただのラッキーでした( ̄▽ ̄)v
遠征は、いろいろあって楽しいですね。
何故か荒川を通り過ぎて三面川まで行ってしまったり(笑
ボーっとしててスミマセンでした(^^;
来年が楽しみですね(´ー`)ノ
投稿: 黄鮒 | 2008年12月21日 (日) 23時45分
>いづみや女将さん
こんばんわ。
こちらこそ、お会いできて、また、撮影もしていただいて、本当にどうもありがとうございました。
女将さんから、元気パワーをいただいたにも関わらず、釣りの方は残念な結果となりましたが、こういうことが付き物であることは分かっていますので、この分もまた、来年頑張りたいと思います。
それから、来年のサケは、来年にならないと分からないので、まだ心配しない方がいいです。
それより、今年のサケから、いかに多くの卵を確保して、平年並の稚魚の放流量を確保するかが大事です。だって、放流量が少なければ、4年後に荒川に戻ってくるサケの数が、確実に減ることになるんですから・・・。
おそらく漁協関係者の方は、今、この問題に御苦労されているはずです。
そうそう、今回会って思ったのですが、荒川のサケ釣りだけではなく、元気&チャーミングな女将さんと話がしたくて、いずみやに宿泊される方が多いのではないでしょうか(^_^)。
投稿: よっしー->いづみや女将さん | 2008年12月21日 (日) 22時27分
>O.K.Dさん
意外に知られていませんが、那珂川のサケの遡上数って本当にすごいんですよねーー。
浅瀬を豪快に泳いでいく姿や派手なジャンプの観察だけでも十分楽しめます。
ただ、自由に釣れる訳はありませんし、その身も、海や河口で捕られたサケのようには、美味しくないのが、ちょっと残念なところです。
いい写真をたくさん撮ってくださいね。
ちなみに、O.K.Dさんも撮影されていますが、那珂川では、ヤマセミをよく観察することができます。
11月~12月の那珂川は、サケ&ヤマセミウォッチングっていうのもいいかもしれません。
投稿: よっしー->O.K.Dさん | 2008年12月21日 (日) 21時51分
よっしーさんこんばんは。
釣り人Aさんとの会話に釘付けです!!
荒川で放流されたサケは死んでしまったかも?なんて驚きです…。
そういえば今年は荒川の川原に鮭の死骸を見ることはほとんどなかったです。
以前は踏みつけられるほど鮭がいた、とか、一括採捕で鮭があふれていた、なんて話題を聞いたりしましたが、来年は一体…?
心配するとキリがないので、まずはお会いできてよかったです。ありがとうございました(^^)
投稿: いづみや女将 | 2008年12月21日 (日) 21時44分
よっしーさん、こんにちは。
私は今年初めて那珂川の遡上を見ましたが、凄い迫力でした。昨日も鳥見をかねて行ってきましたが、どうやらもう終盤のようですね。
水の中にはもう殆ど鮭の姿は見えず、亡骸も完全に骨になっている物の方が多かったです。身近にこんな凄い光景があるとは知りませんでしたので、今後は毎年見に行こうと思います。
投稿: O.K.D | 2008年12月21日 (日) 12時53分