毎年恒例の宇都宮東武百貨店「古書の市」
毎年正月と言えば、宇都宮東武百貨店の「古書の市」に行くのが、恒例になっています。
今年(2009年)は、1月2日(金)から5日(月)までの4日間の開催です。
初日(1/2)に行くのは初めてで、5階催事場に着くと、いきなりすごいお客さんの数に圧倒されましたが、ここで怯んでは男が廃る(ちょっと大げさ?)とばかりに、めげずに人込みに飛び込んでいきます。
一通り大雑把にながめて見当をつけた後、目ぼしいコーナーに絞って、ピンポイントに物色、さらに時間がある時は、じゅうたん爆撃モードで一冊一冊、目を通していくのが、よっしーのパターンです。
1時間程、探し回った挙げ句、購入したのは次の3冊。
◆ 「完訳 釣魚大全」(アイザック・ウォルトン著、森秀人訳解説、初版、1970年、虎見書房)、購入価格1,575円
◆ 「川釣り」(井伏鱒二著、1952年、岩波新書)、購入価格300円
◆ 「釣りの科学」(檜山義夫著、1969年、岩波新書)、購入価格200円
アイザック・ウォルトンの「釣魚大全」は、釣り人で知らない人がいないほど有名な本ですが、虎見書房の初版が装丁がきれいで、一番欲しかったので、これを見つけた時、心の中で思わず「ラッキー」と叫んじゃいました(^_^)v。
さらに、名著と言われる井伏鱒二著の「川釣り」までゲットできたんですから、もう言うことなしです。
ちなみに、これ以外にも、「風流釣れ釣れ草(福田蘭童著)」、「ザ・フライフィッシング(森と渓流の会編、アテネ書房)」、「西日本の山釣り(山本素石著)」などの名著もありました。
新しい本や雑誌も面白いですが、たまには古書をめくって、古き良き時代に触れてみるのも味わいがあっていいものです。
「古書の市」は1月5日(月)まで開催されていますので、宇都宮付近にお住まいの方は行かれてみてはどうでしょうか。
| 固定リンク | 0
「53◇ 書籍・雑誌」カテゴリの記事
- トラウト・アングラー必携「イワナの顔(白石著)」(2014.01.04)
- お薦めします! 児島玲子さんの本「釣り浪漫~釣りが教えてくれたこと~」(2012.01.15)
- 本『釣りとイギリス人(飯田操著)』(2010.08.09)
- Rod and Reelの「ナマズ釣り大全(地球丸)」(2010.07.03)
- 2010年・宇都宮東武百貨店「古書の市」(2010.01.02)
コメント
>黄鮒さん
技術的なことはもとかく、日本の江戸時代に、「釣り=芸術」という考え方が、すでに本にまとられていたことに驚きました。何度も読む価値のある本だと思います。
投稿: よっしー->黄鮒さん | 2009年1月 6日 (火) 22時23分
(^^)どうもです
釣魚大全いいですよね。
現代の様子にあてはまるような記述もあって、
とても大昔に書かれたものとは思えないです。
投稿: 黄鮒 | 2009年1月 5日 (月) 22時58分