試行錯誤を楽しむ
最近、YSミノーの鬼怒川でのスイミングテストで、失敗することが続きました。
原因は、リップか、ウェイトか、ボディー形状か・・・、なーんて悩んでしまったのですが、それじゃ、いい泳ぎのYSミノーと市販ミノーの泳ぎ比べをしてみたらどうかと思いつき、風呂場でやってみることにしました。
市販ミノーは、Dコンタクト85とデンス(85USR)を除いて、全てフローティングタイプ(写真には一部しか載せていません)。
たいていは、バランスの取れたウォブリングとローリングでいい泳ぎをしています。
ただ、ローリングは、ミノーによってかなり違うことが分かりました。
また、泳ぎ比べで、明らかになったのは、模範となるミノーは、やはり「Dコンタクト85」だということ。
よっしーは、ウォブリング&派手なローリング&ヒラ打ちで、トラウトに強烈にアピールするベイトタックル用ミノーを目標にしていますが、Dコンは、ウェイトが少し軽いことを除けば、これらの条件を満たしているお手本のようなミノーなんですね。
一方のYSミノー。 ベイトタックルでの使用が前提ということで、サイズは85~93mm、ウェイトは16~28gのヘビーシンキング・タイプのYSミノーですが、出来の良かったものは、市販品に負けないくらい、いい泳ぎをしていました。
特に、殿堂入り(永久保管)している、丸沼で47センチを釣ったYSミノー(85mm、16g、アユカラー)の抜群の泳ぎには、かなり驚きました(自画自賛(^_^;))。
それでは、どうして最近作ったYSミノーの泳ぎが良くなかったのでしょうか。
設計図を見ながら調べてみると、ボディーを極薄仕様にしてしまったため、バランスが崩れたことが原因と判明。
考え方が「極薄ボディ=派手なアクション」に一方付いてしまったため、こんな間違いが起きてしまったんですね。
動きを良くするためには、ボディーには、一定の厚さが必要ということで、早速、少しボディーを厚めにしたYSミノーを作りはじめています。
こんな試行錯誤を、苦しみと思うか、楽しみと思うか。
もちろん、よっしーは楽しんでいます。
いろいろな経験を積み重ねながら、少しずつステップアップしていくのが、面白くかつ楽しいんですよねーー。
ハンドメイドを始めてからまだ半年ということで、当分、こんな試行錯誤が繰り返されるでしょうけれど、「メーカーに真似されるようなYSミノー」を目標に頑張っていきますので、飽きずにお付き合いいただけたらと思います。
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コメント
>黄鮒さん
一軍のYSミノーを量産しようと四苦八苦しています。設計は残してあっても、大雑把なので、全く同じミノーを作ることが意外と難しいんです。
こんなことをやっているうちに、すぐに解禁がきちゃいそうです(^_^;)。
投稿: よっしー->黄鮒さん | 2009年1月 6日 (火) 22時24分
風呂場テスト・流水テスト・止水テストなどなど。。。
製作とテストで、あっという間に解禁日がやってくると思いますよ(^^)
投稿: 黄鮒 | 2009年1月 5日 (月) 23時09分