湖でのウグイのルアーフィッシング(2009/8/9)
水量が大幅に減っているので、普段は湖底のポイントを歩いて水際まで行くことになります。
水温は22度、天候は曇り。
川俣湖は、水温上昇と減水のため、トローリングをしている人もおらず、またマス系のライズもなく、静まり返っています。
午後2時スタート、陸っぱりからのルアーフィッシングです。
お手軽釣行ということで、スピニングタックル+スピナー(ブレットン5g)&スプーン(7~10g)です。
岸際で、時々、小さな魚が水面に群れて、バシャバシャやっています(後でウグイの群れであることが判明)。
スピナーをキャストし始めると、すぐに岸際でウグイのオチビちゃんがヒット。
その後、ポイントを転々としながら、釣り歩いても、どういう訳かウグイが連発です(^_^;)。
岸際の水面に群れているウグイの近くに、スピナーを通すと、かなりの確率で釣れます。
ニジマスがチェイスしてくる気配もないので、ここは「ウグイ研究家」に徹して、どんな感じでヒットしてくるのか観察してみると、突然、水底から急浮上してスピナーに襲いかかってくるんですね。
ダラダラ追尾してきてヒットするのかと思っていたので、ウグイの攻撃的な一面を発見して、ちょっとびっくりしました。
同じポイントで何匹も釣れることはありませんが、ポイントを変える度にヒットしてきて、2時間で、10匹(15~25cm)ぐらい釣りました。
25センチもあると、ちょっとした手応えがあって楽しめます。
中禅寺湖や丸沼でも、小さめのスプーンやスピナーでウグイが釣れることがありますが、こんなにまとめて釣ったのは初めてです。
途中、ニジマスが釣りたくてスプーン(7~10g)やYSミノーを投げましたが、こちらにウグイはかかりませんでした(ニジマスも釣れず)。
せっかくウグイのルアーフィッシングの観察&研究したので、整理してみました。
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【湖でのウグイのルアーフィッシング】
○ 時合は、ウグイの活性の高い時。今回は夏(8月)の川俣湖(栃木県日光市)で水温22度(高水温)の岸際。日中、ウグイの群れが水面に落ちた虫等を追って、時々、バシャ、バシャとライズしている時でした。
○ ルアーは軽量スピナー。今回は、ブレットン(5g、シルバー)を使用。
○ アクションは、スピナーをキャストして水面に落ちたら、すぐにリトリーブを開始して、表層をゆっくりリトリーブしてくると、「ブルッ、ブルッ」と向こうアワセでヒットします。
岸と並行にキャストして、カケアガリ沿いに引いてくるのが一番釣れるパターンでした。
ウグイのルアーフィッシングでは、「ウグイの鼻先を通すために水底にスピナーを沈めてから泳がせると良く釣れる」と言われていますが、底に沈めると、根がかりしてルアーをロストする心配がありますし、表層でも十分釣れますので、あまり沈めない方がいいでしょう。
○ 釣り人には、外道の代表選手として相手にされないウグイですが、小さなお子さんに湖で釣りを楽しませてあげたい時、岸際に群れているウグイを発見したら、スピナーを投げて、ゆっくりリトリーブしてみてください。
元気なウグイ達が、お子さんの遊び相手をして楽しませてくれるはずです。
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