可愛い「ルリビタキ」
2009年12月23日、再びやってきました井頭公園(栃木県真岡市)。
今日のターゲットは、前回見られなかった「トラツグミ」。
トラツグミは、丸沼や中禅寺湖の解禁日、夜の間、山々から聞こてくる「ヒーーーッ、ヒーーーッ」という物悲しい鳴き声の主です。
冬、平地の雑木林に降りてきて越冬するので、井頭公園でも観察することができます。
午前10時30分に、バラ園の駐車場をスタート。
最初に出迎えてくれたのは、いつもの「シロハラ」くん。
ジョギングや散歩の人に驚く様子もなく、落ち葉に顔を突っ込んで餌を探しています。
散策コース沿いに進んでいくと、「ギッギッ」という鳴き声と共に登場したのは「ルリビタキ」のオス。
背中のブルーと脇のオレンジのコントラスが、とってもきれいです。
この色合いと、コロコロッとした可愛らしい姿が、バードウォッチャーに人気です。
撮影していると、後から望遠レンズを持ったカメラマンも撮影を始めたので、ちょっとした「ルリビ撮影会」になってしまいました。
井頭公園は、散策コースが整備されていることもあって、バードウォッチャーや野鳥撮影のカメラマンが、とても目立ちます。
一昔前より、かなり増えている印象です。
さーて、いよいよ主役「トラツグミ」の登場かーと、あちこち探し回ってみたものの、落ち葉をガサガサやっているのは、シロハラやビンズイばかり・・・。
トラツグミは、それほど個体数が多い野鳥ではないので、思った通りにはいかないと分かっていましたが・・・、ちょっと残念。
再会は、次回の楽しみにとっておくことにしました。
しかし、こうやってフィールドに通って、ターゲットを探す感覚は、「釣り」と全く同じです。
道具(双眼鏡&図鑑)にそんなにお金もかかりませんし、基本的な識別さえ分かれば(最初のうちは、野鳥の会の探鳥会に参加されることをお薦めします)、手軽に始められますので、関心のある方は、是非、チャレンジしてみてくださいね。
冬場は、野鳥の数も多くて、初心者が始めるには、うってつけの季節です。
【観察した野鳥】
カルガモ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ビンズイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、シメ、スズメ、ハシブトガラス、ソウシチョウ(外来種、池北西部の散策コース沿いの藪に群れていました)
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