冬の鬼怒川散策
朝起きると、あたりは霜だらけ・・・。
こうも寒いと、前日の晩、寝る前にちょっと考えていた「東古屋湖行き」も億劫になって、午前中は、「巨大鱒に見入られたニュージーランド暮らし(斉藤完治著)」を読んだりして、家の中で、ゴロゴロ・・・。
「京都生まれ、群馬育ち。北海道で大学生活を過ごした著者が、1年間限り釣り三昧の生活を送るためにニュージーランドに渡ったはずが、永住権を取得して、フィッシングガイドになった物語」で、「釣り」という趣味について、いろいろと考えさせてくれる面白い本でした(やはり釣りは趣味に止めておくのが良さそうです)。
詳しくは、あとで紹介しますねーー。
少し寒くても、一日家の中にいるのは、精神衛生上好ましくありません。
正午過ぎに、カメラ片手に鬼怒川散策へ出かけることに・・・。
鬼怒川には、雑魚釣りしている釣り人がポツリポツリいる程度。ほとんど人気はありません。
草むらから「チチッ、チチッ」というホオジロの地鳴き。河原に下りると、イカルチドリやイソシギが出迎えてくれました。
足元に目を移すと、シーズン中、トゲが、ズボンにくっついてやっかいな野ばら(ノイバラ)に、小さな赤い実が付いています。
枯れ野で「真っ赤な宝石」を見つけた気分です。
思わず、カメラバックからキスデジを取り出してパチリ。
と、のんびりモードになりつつも、時々、偏光グラス越しに水量の減った川底の様子を確認。
ヤマメが付きそうなポイントかどうか、チェックするのは忘れていません。
オフシーズンにポイントを確認しておくと、来シーズンの釣りが楽になるので、鬼怒川本流ヤマメを狙う方は、冬の間に主要ポイントを一回りしておくことをお薦めします。
しかし、考えてみると、鬼怒川中流域のような広々とした河川敷のある川って、県内には他にありません。
あまりにも身近すぎて、その素晴らしさを忘れてしまいがちな「鬼怒川の自然」。
鬼怒川本流でヤマメ釣り楽しんでいくためにも、これからも大事にしていきたいですね。
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