福島サーモンフィッシングへの想い~~原発事故からの一日も早い復活を祈る~~
2011年5月3日(火)、毎日新聞の栃木欄に、「福島県浪江町のケアマネージャーが那須町に永住決断」という記事が掲載されてました。
原発事故がいつまで続くのか分からず、那須町に定住することにしたそうです。
いろいろ悩んだ末の決断なのでしょうね。ここは是非、栃木で頑張ってもらいたいと思います。
福島県浪江町と聞けば、トラウト・アングラーなら、「請戸川」を連想するのではないでしょうか。
請戸川や近くの楢葉町の木戸川は、栃木はもちろん東京からも近く、毎年多くのアングラーで賑わうサーモン・フィッシングの人気フィールドになっています。
遡上してきたばかりのサーモンの強烈なファイトが、多くの釣り人を惹きつけてきました。
前日の深夜に宇都宮を出発して、福島第二原発、Jビレッジ、第一原発の近くを通る国道6号線を、ビック・サーモンとの出あいに、心踊らせながら運転していたことを、つい昨日のように思い出します。 インターネットで調べてみると、そんな素晴らしい地域の集落や景色は、津波でメチャクチャにされていました。
調査の時、親切にしてくれた請戸川や木戸川の漁協の方をはじめ、楢葉町や浪江町の関係者のみなさんが、那須町に永住を決断したケアマネージャーの方のように、つらい思いをしながら、避難生活をされていると思うと胸が痛みます。
正式なアナウンスはありませんが、原発事故が収まらない状況では、片づけることさえままならず、しばらくは福島でのサーモンフィッシングは開催されないでしょう。
川で生まれたサケの稚魚はもちろん、北太平洋で成長を続けている1~4歳のサケ達は、原発事故のことを知りません。
今年の秋、それ以降も、請戸川や木戸川には、たくさんのサケが遡上してきます。
福島県浪江町や楢葉町のみなさんが元気を取り戻すため、また、サケ達が命のバトンをつなぎ続けていくためにも、原発事故が解決され、東北地方が津波の被害から復興されていくことを願わずはいられません。
よっしーには義援金の募金、福島産の農産物やお酒を買うことぐらいしかできませんが、いつかまた、請戸川や木戸川の畔に立って、豪快なサーモン・フィッシングを楽しむ日が来ることを信じて、仕事や家庭生活に地道に頑張っていきたいと思います。
がんばろう福島!
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