嵐の中の2011年新潟県荒川サーモンフィッシング(2011/12/03)★
【日時】 2011年12月3日(土)、7時~16時
【場所】 荒川(新潟県荒川町、サケ有効利用調査)
【天候】 嵐のような大荒れの天気
【釣果】 0匹(スレ2、バラシ1)
※ スレだったので、サーモンの写真は撮りませんでした。
【タックル(ベイトタックル)】
○ロッド:アブ・ガルシア ホーネットスティンガー HSC-682MH
○リール:アブ・ガルシア アンバサダー5601c4、4601C3
○ライン:5601C4:ナイロン20lb、4601C3:ナイロン16lb・30lb
○ルアー:スプーン(+自作タコベイト)、YSミノー(製造番号206)ほか
【レポート】
立っているがやっとの強風。叩きつける雨。荒川は朝から嵐。大荒れです。 普通なら釣りを諦める天気でも、年にたった1回のサーモンフィシングとなれば、そうも言ってられません。
YSミノーでスタート。
風が強くて、ルアーをビシッとライナーで投げないとバックラッシュしてしまいます。
サケはいるようですが、反応がありません。
スプーン(20g、赤)+自作タコベイトに代えて浅瀬を泳がせていたら、ゴツン。根がかりかと思った瞬間、豪快にドラグを滑らせてラインを引き出していきます。
これですよ、これ!
サーモンのファイトを楽しむのは、何年ぶりになるでしょうか。
釣れたのは、下顎が黒くなっているオスのサーモン(70cm)。
ただ残念ながら、尻鰭の付け根へのスレでした
その時、後ろから「1匹釣れて良かったですね」の声。振り向くと、どこかで見かけた容姿、お顔立ち・・・。荒川で有名な「いずみやの旦那さん」でした 河原で、これまでの釣りの状況、元気な奥さんや「いずみやブログ」のこと・・・etc、しばし立ち話。
自らサケ釣りをされていらっしゃることもあって、釣りの情報の質が違います。大変参考になりました。
いつも奥さんとばかり話していて、旦那さんにお逢いしたのは初めてでしたが、とても親しみのある優しい方でしたよ。
午前中は、10番、2番、7番、5番、16番とポイントを点々と移動していきました。結局、この日、釣り人が集まっていたのは、2番、5番、7番、10番でした。 午後になって雨はあがったものの、強い東風は一向に止む気配がありません。
残り時間がなくなってきたので、調査終了まで、10番ポイントで粘ることにしました。
流心にいるサーモンが、時々、浅瀬に出てくるのを狙います。
1時間ほどして、ユラユラ漂わせていた忠さんのスプーン「バイト(16g、グリーン・シルバー)」にヒット。
横に走ったと思ったら、水面に全身を出してジャンプ!
タックルのパワーを活かして、少々強引に浅瀬に寄せました。
70cmクラスのメスのサーモンが釣れたまでは良かったのですが、こちらも、胸鰭の付け根へのスレ。なかなか口を使ってくれません
一仕事を終えた後、河原に転がっている、使い込んで塗装が剥げてボロボロの「忠さんスプーン・バイト」を見ていたら、2年前のことを想い出しました。
実は、このスプーン、2009年福島県木戸川でサーモンを釣ったことのある思い出のルアーなんです。
もしかしたら、 一昨日、お亡くなりになった常見忠さんが、天国から釣れないよっしーを見て、可哀相になって、荒川のサケを釣らせてくれたのかもしれません。
福島県木戸川と荒川でサーモンを2回釣った想い出とともに、この「忠さんのスプーン・バイト(16g、グリーン・シルバー)」は、フィールドで使わずに、大事に保管しておくことにします。
忠さんありがとう! しばらくした後、続いて、YSミノーにもヒットしたのですが、圧倒的なパワーで本流筋に逃げられて、「サーモンの遊泳力」+「荒川の流れ」に、16lbのナイロンラインは、いとも簡単にブレイク
もう少し粘れると思ったのに・・・。
これほどあっさり切られたところを見ると、おそらく結節部分が傷んでいたのでしょう。
しかし、何といっても、大事なYSミノーのロストが痛い。
もし、荒川でYSミノー(アユカラー、85mm、製造番号YS8512-206)を見つけた方がいらっしゃったら、こ
のブログのコメント欄にご一報いただけると幸いです(引き換えに、お好みのサイズのYSミノーをプレゼントさせていただきます)。
よっしーの、2011年荒川サーモンフィッシングは、これにて終了です。
他の方の釣りを見ていて、YSミノーの改良ポイントも分かってきたので、「2012年荒川サーモンフィッシングでYSミノーで爆釣」を目指して、1年間、研究を重ねていきたいと思います。
| 固定リンク | 0
「14● サーモン・フィッシング(栃木・福島・新潟・茨城・富山)」カテゴリの記事
- 2022年「富山県・小川サケ有効利用調査」でサーモン(65cm)を釣りました(2022/11/03)★(2022.11.05)
- 濁りの中、三面川サーモン(雄、65cm)を釣ることができました~~ 新潟県三面川鮭有効利用調査(2022/10/22)★(2022.10.23)
- サーモン用ラインをトライリーンZ(16lb)にチェンジ!(2022.10.15)
- 2022年・新潟県三面川サケ有効利用調査~~唯一のチャンスを逃す~~(2022/10/08)(2022.10.09)
- 2022年サーモン・フィッシング用の「タコベイト付きフック」を作りました(2022.10.02)
コメント
>Nさん
あれーーー、こんなことってあるんですねーーー。うれしーーーい\(^o^)/
「Y58512ー206」は、字が汚いので読みにくいのですが、「5」は「S」でして「YS8512ー206」です。
85ミリ、12グラム、製造番号206のYSミノーを表しています。
早速、携帯にメールさせていただきまーーす。
どうもありがとうございますm(_._)m
投稿: よっしー→Nさん | 2012年2月11日 (土) 20時32分
初めまして。ブログを拝見させていただきました。
私もサケ釣りに参加させていただきました。
ところで偶然にも,私が釣ったサケの背びれによっしーさんの作成したミノーが付いており,ブログを見て発見しましたので,お知らせしようと思っていましたが,庶務に追われ今に至ってしまいました。報告が遅くなってしまったことに,この場を借りてお詫び申し上げます。
つきましては,送付させていただきたいと思いますので,送付先を教えていただければと思います。(携帯メールにてお願いします。)
Y58512ー206,シングルフック,しっぽに赤い目印がある物です。多分間違いないと思います。
投稿: N | 2012年2月11日 (土) 08時51分
>HANAMANKAIさん
こんばんは。
HANAMANKAIさんも、是非、来年は申し込んでみてください。
サーモンのファイトは凄まじくて、一度経験すると病み付きになること間違いなしです(^_^)
しかし、2011年シーズンも、まもなく終了ですね。
あとは、12月末まで釣ることができる「東古屋湖」だけになりました。
投稿: よっしー→HANAMANKAIさん | 2011年12月 5日 (月) 22時25分
悪天候の中、お疲れ様でした。
写真や行間から、魚たちとのファイトが
そのまま伝わってきます。
読みながら、こちらも、パソコンの前で力が入ってしまいます。
HANAMANKAIも昨日は東古屋湖で強風と波に苦しみましたが、何とか連敗は免れました。
毎週の釣行で結構疲れもたまっていることと思います。
ご自愛ください。
投稿: HANAMANKAI | 2011年12月 5日 (月) 06時41分
>KEIICHIさん
いやーー、すごい天気でした。
雷がなったら、すぐに退散しようと思っていましたが、幸い、風と雨だけでしたので、気合で乗り切りました
特に、餌釣り(延べ竿)の方は、大変だったようです。
本格的なストリームで、サーモンフィッシングを存分に楽しめるのは、日本の中で、荒川だけです。
是非、来年、KEIICHIさんも応募してみてください。
サクラマスの方は、おっしゃる通り、釣り券が高いので、よっしーも手を出すことができません。
投稿: よっしー→KEIICHIさん | 2011年12月 4日 (日) 17時49分
荒川サーモンフィッシング、お疲れさまでした!
12月3日は大荒れと「いずみや」のブログで拝見しましたが凄そうですネ。
スレでも釣り上げたとは羨ましいです(^_^.)
宿泊先で岐阜県の4人組みと釣り談議をしましたがミノーで釣り上げたと聞きましたが「よっしー」さんも自作のミノーを進化させて来年は爆釣を願います。
自分も来年は12月を予定しています。
荒川のサクラマスも凄く熱いですが抽選の年券3万円は栃木県民には痛い出費ですね!
来年は2日はチャレンジしたいと思います。
常見忠さん、心からご冥福をお祈りいたします。
投稿: KEIICHI | 2011年12月 4日 (日) 14時03分