那須・姥ケ平の紅葉、最高です!
2012年10月10日(水)、地元の下野新聞の一面に紹介された那須連山・茶臼岳西側の姥ケ平の紅葉。
そんなにいいなら、一丁見に行ってくるか!
他の新聞でも紹介されていたので、大勢の人出が予想されます。
10月13日(土)、午前4時に、宇都宮を出発。高速道路で那須インターを経由して、一気に茶臼岳ロープウェイ山麓駅の先の登山口を目指します。
午前6時前、駐車場に着くと、すでに満車状態。ヤッパリ
それでも、なんとか空いているスペースを見つけて車を停めることができました。
茶臼岳は、10年ほど前に1回、子供の時に1回登ったことがあるので、何となく雰囲気が分かっています。
ちょっと風が強く、雲がかかっていますが、まー、何とかなるでしょう。
他の登山者と一緒に登っていきます。
はじめのうちは、灌木の中を歩いて行くので、体に直接風が当たることはなかったのですが、朝日岳に面したガレ場に出ると、ものスゴイ強風に体が飛ばされそうになります。
時々、大きな石に身を隠して、風を避けて、弱くなった隙に少し前進を繰り返します。
強風をものともせず、登っていってしまうベテランもいらっしゃいますが、特に風が強くなる、峰の茶屋手前では、風裏で待機するハイカーが多数。
しばらく様子見ていたのですが、「これは素人レベルを超えている」と判断し、同じように下山する方々と一緒に、来た道を引き返すことにしました。
車に戻って、そのまま帰ろうとハンドルを握って、運転している時に、ふと「もしかしたら、茶臼岳の峰の茶屋付近は風が強いかもしれないけど、その西側からアプローチすれば、行けるのではないか」。
那須インターに向かわずに、西へ曲がり、沼原駐車場を目指します。
着いてみると、こちらも風は強く吹いていますが、茶臼岳方面ほどではないようです。
行けるところまで行ってみよう
午前10時、沼原からスタート。
急登はないものの、体に登山に慣れていないせいか、あるくスピードは上がらず、後ろから来る登山者に抜かれっぱなし
頂上が笹に囲まれた「白笹山(しらざさやま、1719m)」、ここで引き返したら、ちょっと物足りません。
さらに進んで、辿り着いたのが、「南月山(みなみがっさん、1775m)」。 目の前が一気に開けて、堂々とした茶臼岳をはじめ、周囲の山々がはっきり見渡せます。
木々がないので、強風で飛ばされそうになりますが、茶臼岳ほどではありません。
茶臼岳の南面の紅葉がちょうど見頃を迎えてました。
特に、崖にへばりつくように生えている木々の紅葉が見事です。
この紅葉は、茶臼岳からは足元になってしまうこともあって、眺められるのは、南月山しかなさそうです。ラッキー せっかくここまできたので、前に進むことにしました。
稜線沿いを進み、日の出平を経由して、午後1時30分に牛ケ首に到着。
眼下に広がるのは、あこがれの「姥ケ平(うばがだいら)」の紅葉です。
新聞に掲載された10月10日の状態より、少し下に移動していますが、赤や黄色の彩られた絨毯が敷きつめられた紅葉に、息をのみます。
こんなに素晴らしい紅葉を見たのは、いつ以来でしょうか。
沼原から白笹山、南月山を経由して牛ケ首まで、片道3時間30分かけて歩いてきた甲斐がありました。
姥ケ平で、思う存分写真を撮影。
あーーー、ずっとこのまま、この景色に囲まれていたい!
EOS40Dのコンパクトフラッシュは1GBということもあって、あっと言う間に撮り切ってしまい、予備のコンパクトフラッシュに交換しながら、撮影を続けました。
釣りで例えれば、「朝マズメはさっぱり.けど、日中も粘り続けて、夕マズメのチャンスに大物ゲット!」って感じです。
帰りは、来た道をそのまま引き返し、牛ケ首~日の出平~南月山~白笹山~沼原駐車場を2時間30分かけて下山しました。
自宅に帰ってきてガイドブックを見て気付いたのですが、沼原からは、白笹山や南月山を北側にトラバースして日の出平に出るコースもあるんですね。
今度来る時は、こちらのコースも歩いてみたいですね。
【撮影データ】
○カメラ キャノンEOS40D(一部キャノンのコンデジ使用)
○レンズ キャノン EFS18-55mm f3.5-5.6 Ⅱ USM
タムロン 28-300mm f3.5-6.3 MACRO
○その他 CPL(PLフィルター)、三脚使用
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