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夕方の鬼怒川・川治地区C&R(2014/10/04)

 ニジマス釣りに適した水温は6~13度である。

 川治地区C&R区間の鬼怒川本流部は、秋の深まりとともに、男鹿川や鬼怒川本流の水温が下がり、例年、10月中旬頃に最高のコンディションを迎える。

 それには、まだ早いことは分かっている。けれど、途中経過も見ておきたいし、何といっても水辺に立ちたい。いわゆる「釣り中毒」である。

鬼怒川・川治地区C&Rへ向かう途中
  午後2時半過ぎ、釣り道具を積んで車を走らせる。

 曇り空の合間から日差しが時々差し込んでくる。時間の経過とともに雲の厚みが増してきた。

 普通の観光客が残念がる天気でも、釣り人は妄想を膨らませてニヤニヤしてしまう。

 川治地区C&R区間の水温は16.5度.9月下旬は17度だったので、0.5度下がったことになる。

 水位が、いつになく下がっているのが気になる。

  風もなくベタ凪の水面に、YS-minnowやスプーンが落ちた波紋が広がるが、ニジマスのライズは見当たらない。

夕焼けを反射してオレンジ色に染まった水面
  日没前、夕焼けを反射して、水面がオレンジ色に染まり始めた。

  野生化して50cmオーバーに大きく成長したニジマスは、狡猾さに磨きがかかり、薄暗くなってから活動を開始することが多い。

 最も油断できない時間帯に入った。

 ウグイであろうか。時々、小さな魚のライズが岸際に広がる。

 カワセミが水面をすくい取るようなダイビングを繰り返している。

 夕暮れとともに、深場でじっとしていたニジマス達が、インレットに集まり始めているはず・・・

 こんな時、水中を観察できることができればいいのにと思うが、全てが分からないことが釣りを面白くしているのも事実。

 いつも満足できる釣りができると限らないことは分かっている。

 かすかな動きを掴みたい。次回につながるヒントがほしい・・・。五感を働かせ、研ぎ澄まし、ニジマスを探し出そうとしたが、見つからず終い。

 この沈黙の湖が、ニジマスの楽園に変わるのは、もう少し先になりそうである。

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