2014年鬼怒川サケ有効利用調査に参加してきました(2014/11/15)★
今から7年前の2007年10月10日、福島県木戸川サーモンフィッシングを皮切りに、福島県請戸川、新潟県荒川、阿賀野川、そして昨年(2013年)の茨城県久慈川と、2007年から2013年の7年間で合計12回のサーモン・フィッシングに参加してきました。
これまでの釣行でのヒット・シーンを分析すると、大体4パターンに分類されます。
【パターン1】
「スプーンをキャストしてフォール中にヒット」または「スプーンをアップクロスにキャストして、一旦底を取ってから、リフト&フォールしている時にヒット」
【パターン2】
「スプーンをダウンクロスまたはダウンにキャストして、水流の流れの中をユラユラ泳ぐようにスロー・トリーブして、瀬の駆け上がりにきた時にヒット」
【パターン3】
「サイトフィッシングで、サーモンのいる目の前で、スプーンをゆらゆら何度もチラつかせてヒット」
【パタンー4】(スレ)
「パターン1~3をやっていてのスレがかり。尾びれへのスレが一番多い」
状況にもよりますが、最も多いのが【パターン1】で、続いて【パターン2】、【パターン4】、【パターン3】の順になります。
ちなみに、スレでは釣りたくないと思っていても、サーモン・フィッシングの場合、ルアーをサケの目の前で長い時間ステイさせようとするので、どうしても増えがちです。
ルアーは、スプーン+タコベイトが一番多くて、他はスプーン単体です。ミノーやクランクでは、なかなか満足できるような釣果は出ていません。
というような経験を、2014年11月15日(土)に鬼怒川で初めて開催されたサケ有効利用調査に活かして、「まずは1匹」と思っていたのですが、現実はそう甘くありませんでした
場所は、栃木県小山市の鬼怒川、鬼怒川 田川放水路合流から下流700mの区間。
午前8時から受付開始。午前8時30分から漁協から挨拶やルール説明の後、午前9時の花火を合図に調査スタート!
よっしーが、タックル準備にもたついているうちに、あっと言う間にポイントが埋まってしまって、入れそうな場所を探すのに一苦労しました
下流部に入って、スプーン+タコベイトをアップクロスに投げて、底に沈めた後、リフト&フォールを繰り返していると、時々、「コツッ」とか「ブルッ」というサーモンらしいアタリがあります。
反応があるのをいいことに、「そのうち釣れるだろう」な~んてたかをくくっていたら、ルアーに慣れてバイトが遠のいていきました。
ポイントを変えて、浅瀬に群れているサーモンを狙ってみても、こちらは産卵に夢中で、ルアーに見向きもしません(^_^;)
タフコンディションの新潟県荒川で、何度も繰り返してきたたシーンを思い出しました。
宇都宮にいる時より大きく見える「筑波山」を眺めながら、午後2時の調査終了まで、ひたすらキャストを繰り返しましたが、アンバサダー5601C4のドラグを滑らせラインを引き出していく「鬼怒川サーモンのファイト」を体験することはできませんでした。
来年にお預けです。
唯一の成果が「人を恐れないハマシギ5羽の群れ」。
近づいても逃げようとせず、コンデジでご覧の写真を撮ることができました。調査者の中で、このハマシギに気付いた方はいたかな~~。
ハマシギは、夏、シベリア北部の北極海沿岸で繁殖して、冬に日本や台湾の水辺にやってきて越冬する小型のシギです。
シベリアからの長旅で、疲れていたのかもしれません。お疲れさん
よっしーも、一日ベイトタックルでルアーを投げ抜いて、肩や腕が痛くなったので、明日の日曜はゆっくり休むことにしま~~す。
【追伸】
2014年11月16日(日)の下野新聞によると
「参加者46人で38匹の釣果。体長56~81cm、重さ1.2~8.3㎏。
漁協は『想像以上に釣れたと思う。また、参加したいという人が大半だったので、来年以降も検討したい』」
との記事が掲載されていました。
来年が楽しみです。
目指せ、鬼怒川サーモン
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コメント
>こじおじさん
身近な県内の河川でサーモン・フィッシングができるというのは、一昔前からすれば、信じられないくらいありがたいことです(^_^)
来年は、是非、申し込んでみてくださいね。
投稿: よっしー→こじおじさん | 2014年11月18日 (火) 22時36分
こんばんわ。
他河川も含めて、貴重な情報、
大変参考になりました。
私は日程が合わず、申し込みも
しませんでしたが、是非来年は
チャレンジしたいと思います。
投稿: こじおじ | 2014年11月17日 (月) 23時52分
>小百合さん
鬼怒川のポイントは、50名入ると丁度いっぱいになる感じで、しかも、時間が経つと、釣れるポイントが限られてくるので、そこに人が集まる傾向があって、ちょっと混雑してました。
鬼怒川では、フライの方もがんばってましたよ。
今日の思川や渡良瀬川は、いずれも60匹以上釣れていて、来年は期待大ですね(^_^)
投稿: よっしー→小百合さん | 2014年11月16日 (日) 23時17分
いつもコメントありがとうございます。
鬼怒川お疲れ様でした。
「あっと言う間にポイントが埋った」とは、釣開放場所がかなり狭いんですね。
今回、川の様子が分かったので、次回は期待大ですね
投稿: 小百合 | 2014年11月16日 (日) 21時51分
>ガッチャンさん
私も12月に荒川に行く予定です。
厳しいコンディションが予想されますが、まずは1匹釣ることを目標にがんばりたいと思います。
ちなみに、シビアな状況では、エサとフライでは釣れてもルアーには見向きもしないことがあります。逆にルアーでしか釣れない時もあります。
ルアーは、フライ以上にアピール力のある疑似餌なので、このような違いが出るのは当然です。
私は、そんな時は、同じポイントではなく、フレッシュで活性の高いサーモンがいそうな竿抜けポイントを探すことにしています。
お互い、頑張って、何とか幸運を引き寄せましょう(^_^)
投稿: よっしー→ガッチャンさん | 2014年11月16日 (日) 18時01分
お疲れ様でした。
釣果は残念でしたが楽しめたのでは・・・
釣り可能なエリアが狭いとポイントに入るのに一苦労ですね。
来年は那珂川、久慈川、鬼怒川の鮭釣りにチャレンジできればと考えています。
今年は荒川へ行きますが、私の腕では釣れそうにありません。昨年は餌釣り師がバンバン釣っている同じ場所でホッチャレ1匹で惨敗でした。
投稿: ガッチャン | 2014年11月16日 (日) 13時41分
>YAMさん
今回の調査で、漁協もいい感触を得たようなので、来年が楽しみです。
タックルだけ通常のトラウト用ではパワー不足になってしまい、専用もしくはシーバス用のタックルを準備する必要がありますが、是非とも、来年は参加してみてください。
投稿: よっしー→YAMさん | 2014年11月16日 (日) 12時28分
お疲れ様でした~!
私も見に行きたかったのですが、仕事で行けませんでした。
来年は私も応募できるよう、準備したいと思います。
いろいろ学びたいと思います。
ブログ参考にさせていただきますね!!
投稿: YAM | 2014年11月16日 (日) 06時51分
>minetsuyoさん
私の釣果はともかく、このコンディションで、30匹釣れていれば、上々ではないかと思います。
来年が楽しみです(^_^)
投稿: よっしー→minetsuyoさん | 2014年11月15日 (土) 22時48分
>ozechiさん
確かに、データを蓄積する必要はあるんでしょうね。
そのためにも、来年は、もう少し機会を増やしてくれるといいのですが・・・(^_^;)
投稿: よっしー→ozechiさん | 2014年11月15日 (土) 22時47分
お疲れ様でした・・・
お天気がよくてよかったですね
今後も 継続調査あるとよいですよねえ
投稿: minetsuyo | 2014年11月15日 (土) 22時34分
おつかれさまでしたね
所変わればの文言もありますが、鬼怒川は今年が初めての取り組みなので、実際に釣りで結果がでてデータ化するには、あと数回必要になるのでしょう
良いイベントだと思うので、継続してくれるといいですね
投稿: ozechi | 2014年11月15日 (土) 21時23分