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YS-minnowでイワナ(46cm) in 東古屋湖(2015/07/03)★

ノカンゾウ 休暇をいただいて、平日釣行です。

 まずは、いつもの鬼怒川本流(塩谷地区)。

 早朝から2時間ほど、じっくりていねいに瀬を釣り歩いてみたものの、チェイスさえありません。

 雨粒が付いた瑞々しいノカンゾウが咲く土手を歩いて車に戻り、時計を見たら、午前8時30分。

 今日は、夕方までに自宅に戻れば、どこに行っても大丈夫。まだまだ、たっぷり時間があります。

 「自由」の素晴らしさ・ありがたさを実感する瞬間です。

東古屋湖 鬼怒川佐貫上流、男鹿川、川俣湖・・・

 せっかく塩谷町に来たので、「東古屋湖」へ向かうことにしました。

 東古屋湖は、例年通り水位が下がって、インレットは事務所前まで後退しています。

 下流の表層では、マスの群れが上流を向いて、のんびり漂っています。

 先行者はヘラ鮒釣りの方1名だけ。マス釣りはだれもいません。
東古屋湖
  渇水の夏の東古屋湖、しかも「雨」の平日ですから・・・

 まずは挨拶代わりと、インレットに向かって、YS-minnowΔtype(70mm、5g、シンキング、製造番号296)を投げて、ジャークを入れたら、速攻、一発ヒット

 ポイントを荒らしたくなかったので、ドラグをきつめに締めて、少々強引にランディング。

 レインボーと思いきや、厳つい顔つきの雄のイワナ(46cm)でした。
YS-minnowでイワナ(46cm) in 東古屋湖(2015/07/03)  この時期の東古屋湖で、こんなカッコイイ魚が釣れるとは。ちょっと得した気分です

 あらためて表層を泳ぐマスの群れを見ると、胸ビレの縁に白い線の入ったイワナがかなり混じっています。

  ラインを結び直して、再びYS-minnowΔtype(70mm、5g、シンキング)をキャストしたら、またまたヒット!

  フッキングが甘かったようで、手前でバレてしまいましたが、ほぼ同サイズのイワナでした。
YS-minnowでイワナ(46cm) in 東古屋湖(2015/07/03)  あまりに簡単に釣れてしまうと、とたんにテンションダウン。

 「あ~~あ、また釣れちゃった」というような「単調な入れ食い」ほど、つまらない釣りはありません。

  ルアーをミノーからスプーンに変えて、下流方向にキャストしたら、今度は、30cmクラスのきれいなパーマークの付いたヤマメが釣れちゃいました。
 
 ポイントを移動して、事務所前の出島の南側で、表層にステイしている魚を狙います。
YS-minnowでイワナ(46cm) in 東古屋湖(2015/07/03)  群れの奥にキャストして、40~50cmクラスの5~6匹の群れにYSミノーを引いてくると、たいてい四方八方に逃げていきますが、1~2匹元気なやつがいて追いかけてきます。

 また釣れちゃうのかな~~~。

 左右にダートするミノーに、まとわりつきながら、バクバクッと、くわえようとする魚がいても、あと一歩、あと一息のところでヒットに持ち込めません。

 それを繰り返していると、チェイスしなくなります。

東古屋湖でイワナ(46cm)を釣ったYS-minnowΔtype(70mm、5g、シンキング、製造番号296)(2015/07/03) 群れを変えてみても、この傾向は同じ。

 スプーンにいたっては、早引き・スロー、全く反応しません。

 どうやら、釣り人に叩かれて、かなり賢くなっているようです。

 それではと、インレットに戻ってみたら、今度は完全沈黙。

 シ~~~ン・・・

 ショートバイトさえありません。一気にスレたんですね。

 もう少し釣っておけば良かった・・・な~~んて思ってみても、後悔先に立たず

 ダムサイト方面の深場でも、釣果を重ねることはできませんでした。

 夏の東古屋湖。渇水でポイントも限られ、タフコンディションが予想される中、グッドサイズのイワナが釣れだけでも、ありがたいと思わなくっちゃ(^_^)

~~~釣行データ~~~

【日時】 2015年7月3日(金)  9時30分~14時

【場所】 東古屋湖(栃木県塩谷町)

【天候】 雨のち曇り

【水温】 17度(インレット付近)

【風】  無風、午後から「弱い南東の風」

【釣果】 イワナ 1匹(46cm)、ヤマメ1匹(30cm)

【タックル】

〔スピニングタックル〕
 ロッド:ダイワ・ネオバーサル 662ULRS
 リール:ダイワ・EMBLEM-S 2000iA
 ライン:ナイロン8lb
 ルアー:イワナ:YS-minnowΔtype(70mm、5g、シンキング、製造番号296)、ヤマメ:スプーン(ベスパ7.4g-赤金)

【おまけ】
 自宅に戻って、車から荷物を移していると、玄関先に、たっぷり血を吸って太くなった「ヤマビル」を発見。

 「もしかして自分?」と、噛まれた跡を探してみたら、パンツの尻の上のゴムが真っ赤になってました。

 途中、ウェーダーから長靴に履き替えて、腰かけた時に、やられたようです。

 じめじめした天気の日には、ムシペールα(ディード入)を長靴やウェーダーに吹きかけて「ヒル対策」を忘れないようにしないとね。

 みなさんも、これからの季節は気をつけてください。

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12□ 栃木の釣り・東古屋湖」カテゴリの記事

コメント

>ミノー馬鹿さん

 こんばんは。

 じめじめした時は、場所によらずヤマビル対策は必ずやるようにしたいと思います。

 荒川への放流については知りませんでした。

 自然生態系のプレッシャーは、大きくない方がいいことは確かですので、これから、釣り情報を注意してみていきたいと思います。

投稿: よっしー→ミノー馬鹿さん | 2015年7月 6日 (月) 19時53分

ヤマビルは荒川水系はかなり増えていますよ!鹿がヒルを運んでくるらしいですね。特にこの時期に木の下でじっとしているのは危険ですよ!

よっしーさん、ダメですよ!荒川に放水しても落ちてきますし、荒川自体に間違いなく漁協が放流していますよ。3年前の解禁間もなく知り合いなどが結構釣ってますから....。

投稿: ミノー馬鹿 | 2015年7月 6日 (月) 07時52分

>gijie.anglerさん

 こんばんは。

 46cmの魚のファイトはなかなかのもので、十分楽しめました(^_^)

 ちなみに、インレット付近でステイしている群れの中には、60cmオーバーのスーパーレインボーのちらほら見かけました。

 ルアーは、完全に無視状態でしたけど・・・

 ヤマビルは、完全に油断してました(^_^;)

投稿: よっしー→gijie.anglerさん | 2015年7月 5日 (日) 20時18分

放流物でも
カッコ良ければ良いっすよ!
ヒレも再生してるし!

荒川上流部はヒルの聖地です!!
ダム上に入る時はさらに要注意ですよ!!

投稿: gijie.angler | 2015年7月 5日 (日) 18時39分

>ミノー馬鹿さん

 こんにちは。

 ボディの白い斑点が小さいので、養殖されたハイブリッドだと思います(ブルックとの掛け合わせの可能性大なんですね)。

 私は、自然の中で、こんなイワナみたことがありません(^_^;)

 天然魚との交雑については、中禅寺湖や川俣湖などのネイティブフィールドでは、あってはならないことですが、東古屋湖という釣り場は、規模の大きな管釣りのようなフィールドですし、下流に、大きな河川を抱えている訳ではないので、影響はそれほど心配しなくてもいいのかな~~、なんて気楽に考えています。 

投稿: よっしー→ミノー馬鹿さん | 2015年7月 4日 (土) 15時26分

>ozechiさん

 東古屋湖に、ヒルがいるとは思っていなかったので、完全に油断してました(^_^;)

 車の中に入っていなければいいのですが・・・

 これから山に釣りに行くと、アブ、ブユ、ヌカカ、ヒルと害虫オンパレードなので、虫よけスプレーは必須ですね。

投稿: よっしー→ozechiさん | 2015年7月 4日 (土) 15時18分

ブルックとの掛け合わせの可能性大でしょうかね~。漁協が6年ぐらい前から放流しているのか、荒川C&Rでも知り合いが50オーバーのを釣り上げていますね。大きいサイズが釣れるのは嬉しいですが、卵を持つのかどうかはわかりませんが、掛け合わせの魚がもし繁殖できるのであれば既存の天然の魚がいなくなる可能性も.....。

投稿: ミノー馬鹿 | 2015年7月 4日 (土) 11時57分

ヤマビル居ましたか〜

じとっとしたこの時期はうっかりすると危険ですね

服やらが真っ赤になってしまい、おまけになかなか血が止まらない・・・

東古屋は大穴かとおもったら狙っている人が居たんですね(笑)

投稿: ozechi | 2015年7月 4日 (土) 08時14分

>Bambooさん

 確かにYS-minnowΔtypeには、よく反応してきて、70mmのほかに、85mmにもよくチェイスしてきました。

 市販品(シュガーミノー)とも比較してみましたが、狂ったようにチェイスしてくるのは、YS-minnowΔtypeが圧倒的に多かったので、ちょっと自信をつけることができました。

 イワナって、左右上下にイレギュラーな動きをするものに、反応してしまうようです。

投稿: よっしー→Bambooさん | 2015年7月 4日 (土) 02時00分

>minetsuyoさん

 ありがとうございます。

 5月に放流されたイワナが、結構泳いでいました。

 これから8月にかけて、夏の高温期をうまく切り抜けてくれれば、さらに大型に成長するかもしれません。

 今年の秋~冬は面白い釣りができそうです。

投稿: よっしー→minetsuyoさん | 2015年7月 4日 (土) 01時55分

YSミノー、デカイワナとの相性、◎ですね!
それに、この魚、綺麗で放流とは思えない感じがします。

投稿: Bamboo | 2015年7月 3日 (金) 23時07分

これは これは いい顔の イワナですなあ…
この目…口…かっこいい でかい…ナイスワンですねえ…うーん いい!

投稿: minetsuyo | 2015年7月 3日 (金) 22時17分

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