小刀研ぎ
ハンドメイドミノーを作る時に、粗削りをして、バルサの大まかな形を整えていく時に活躍するのが「小刀」。
バルサに当てて、スルスルと刃が入って、サクサク削れると、すっきり気分が良くなって、創作意欲を高めてくれので、その切れ味はとても大事にしています。
2015年11月21日の地元の下野新聞に、「文化包丁の研ぎ方」が掲載されていました。
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【文化包丁の研ぎ方の主なポイント】
○ 砥石は、セラミック製の合成砥石。3千円以上が目安。荒研ぎ用と中研ぎ用が重ねてあるタイプをチョイス。
○ 砥石を30分ほど水に浸し、荒研ぎ用、次に中研ぎ用で研ぐ。
○ 研ぎ方は、右手で柄を持ち、刃を手前に向けて、刃先を左前45度に傾けて、左手の3本指(人指し指、中指、薬指)で刃先を抑えて、峰を浮かせて前後に往復させて5~6回研ぐ。峰(刃先でない方)は、砥石からコイン2枚分ぐらい浮かせる。研ぎムラが出ないように、ずらしながら研ぐ。
○ 反対側は、刃を裏返して、同様に研ぐ。
○ 砥石で研ぎ終わったら、新聞紙8ページ分を2つ折にして、テーブルに敷いて、両側の刃を交互に3回ずつ、峰から引くように新聞紙を上をゆっくりこする(新聞紙はざらざらしているので仕上げの砥石と同様の効果がある)。
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早速、この方法で、小刀を研いで、バルサを削ってみると、いつもより切れ味が増しています。
バルサの中にある繊維の部分も、ほとんど抵抗もなく、シャッシャッと削れていきます。気持ちいいですね~~~
この調子で、YS-minnowΔtype320モデルの微修正バージョンを作り始めることにしましょう。
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