ジェットストリーム化した「オートのアメリカン・テイスト・デラックス」~~釣り師の所有欲を満たし、実用性の高いボールペン~~
宇都宮市内の文房具店に行った時に、偶然見つけた油性ボールペン「オートのアメリカン・テイスト・デラックス(American Taste Delux ATDX-10T072、1,080円(税込))」。
このボールペン、アクリル樹脂のマーブル軸が、ルアーフィッシングで使うアワビカラーのスプーンに似ていて、いつか手に入れたいと思っていたものです。
狙っていた青色ではなく、派手めなパープルですが、すでに廃盤になって、中々手に入れることができなくなっていますし、たった1本、他のボールペンに混ざって置いてあったとなれば買わない訳にはいきません(^_^;)
手に入れた後は、使い勝手を良くするための「ジェットストリーム化」です。
まず、用意したのは、手元にあった三菱のボールペン、ジェットストリーム(SXN-150-07)。
分解して、バネとリフィルを取り出します。
写真(下)のとおり、上のジェットストリームのリフィール(SXR-7)の方が、下のアメリカン・テイストのリフィルより、少し長いのがお分かりいただけると思います。
長ければ、切ればいいということで、ジェットストリームのリフィル(SXR-7)の上部をハサミでチョキン!
次の写真が、長さを整えた後のもの。リフィル途中の出っ張りの位置が異なりますが、セッティングに影響ないのでスルーします。
次は、バネ(スプリング)。
上のジェットストリームの方は、太さが均等で、少し長くなっています。下のアメリカン・テイストのものは、先端に行くほど、太さが小さくなる特殊なバネです。この特殊な構造ゆえに、ジェットストリームのリフィルを入れることはできないのです。
ということで、ジェットストリームに入っていたバネをそのまま使うことにします。
長さを整えた、ジェットストリームのリフィル(SXR-7)とジェットストリームのバネを入れれば、「ジェットストリーム化したアメリカン・テイストの完成」です。
バネのサイズ、バネ止めの位置等、多少、何がしかの支障が出るかと思いきや、全く問題なく、見事にジャスト・フィット
軸のアワビ・カラーのような艶かしい色合いのみならず、書き味もバッチリ
釣り師の所有欲を満たし、実用性の高いすボールペン が完成しました。
オートのアメリカン・テイストのこのバージョンは廃盤になっていますが、現在(2015年12月現在)、他のタイプが売られていますので、みなさんも試してみてはいかがでしょう。
アワビカラーのスプーンにヒットする「ニジマス」と、オートのアメリカン・テイストのボールペンを即買いする「よっしー」は、ほとんど同じ性質を持っているようです。
前世は「魚」だったのかもしれません(^_^;)
【補足1】(2015/12/30加筆)
後から、ペン先径は、ジェットストリーム・リフィル(SXR-7)が2.2mm、オート・アメリカンテイストのリフィルが2.4mmと、ジェットストリームの方が0.2mm細いことが分かりました。
実際にジェットストリームをセットすると、ほんのわずかなに隙間が空いて、心なしかペン先がガタ付く感じがします。
ほんの僅かとは言え、ちょっと気になります。
ジェットストリームのリフィルのペン先に、3Mの透明美色というセロテープをくるっと3回ほど巻きつけて、少し径を太くしてみたら、ピッタリ収まって、ぐらつくことがなくなりました
これで気持ちよく、使い続けることができます。
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