自作した金鋸ナイフを市販カッターに装着して使う
金鋸でナイフを自作(https://yosshy.cocolog-nifty.com/weblog/2016/08/post-da74-1.html)した後、ふと「この小刀を普段使いできないか」と考えるようになりました。
この渋い輝きが、いつでも手元にあったら、どんなに楽しい気分になるでしょう。
思いついたのが市販のカッターに装着する方法です。
近所のホームセンターにノギスを持ち込んで、刃幅12mmのカッターを探してみると、ありました、ありました。
オルファ(OLFA)の「特専M型・中型・内装プロ用(品番 145B)」、350円。
このカッターに、上手にセットするには、金鋸のサイズが長すぎず、短すぎないようにするのがポイントになります。
今回作った金鋸刃の、刃先の先端から後端までの長さは85mm、幅は12mm、ちなみに刃渡りは30mmです。
このうち、一番大事なのは長さを「85mm~50mm」にすることです。
85mmより長いと、カッターを後端まで収めた時に、刃先が出てしまいますし、短すぎると使うのに不便になります。
刃渡りをある程度確保するとすれば、長さは85mmから短くても50mmの間に収めるのがいいでしょう。
実は、85mmという長さは、最初から分かっていた訳ではありません。
たまたま出来上がった金鋸ナイフのサイズが85mmで、完全に偶然の賜物。結果オーライでした。
余談ですが、このカッターに元々セットされていた替え刃の切れ味は、素晴らしいの一言です。
普通の紙が、何の抵抗もなくスパ、スパ切れます。
そんな市販の替え刃より、切れ味の劣る「金鋸の自作刃」でも、自分で金鋸を成形して研ぎ上げた刃が、手元にある幸福感は、この上なしです。
「研ぎ」好きの方は、是非チャレンジしてみてください。
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「40◇ 刃物・研ぎ」カテゴリの記事
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コメント
いしざきさんへ
私の研ぎ方がよくないせいか、専用のカッターと肥後守の方が切れ味がいいように思います(^_^;)
投稿: よっしー→いしざきさん | 2021年5月25日 (火) 20時54分
さすがにカッターや肥後守よりは切れると思うけれど、
投稿: いしざき | 2021年5月19日 (水) 23時21分