コンデジのピンチヒッター「Canon Power Shot S40」
2016年9月18日(日)、鬼怒川上流の渓流で水没させ、故障してしまったコンパクトデジタルカメラ「キャノン・パワーショット S110(Canon Power Shot S110)」。
シャッターはきれるものの、写真が白っぽくなってしまい、復旧見込みはありません(https://yosshy.cocolog-nifty.com/weblog/2016/09/canon-power-sho.html)。
さて、代わりをどうしましょう。
新品を買うか、それとも中古で我慢するか・・・と悩みつつ、以前使っていたオールド・コンデジを保管ケースから引っ張り出してきました。
「Canon Power Shot A20」と「Canon Power Shot S40」。
Canon Power Shot A20は、単三電池4本で起動してくれるので、車のダッシュボードに非常用として常備しているもの。
200万画素で、撮影モードは、プログラムやオートなどに限られ、絞り優先はありません。
20数年前、今のような多機能のコンデジがなかった当時、子供たちのスナップにバシバシ活躍してくれましたが、今の時代では、非常用ならともかく、普段使いにはちょっと厳しい感じです。
一方のCanon Power Shot S40。
バッテリーが使えなくなっていたので、サードパーティ(1000円弱)のものを取り寄せて撮影してみたところ、これが意外といけます。
400万画素をあなどるなかれ。映りもきれいで、十分実用に耐えられるレベルです。
Sシリーズということもあって、大好きな絞り優先モードも付いています。
ただ、ISOの範囲が、50~400までしかないので、少し暗いところでは、手ブレしやすくなるのが欠点です。
室内で撮影してみると、S110なら、きれいに撮れていた写真が、S40だとブレブレになってしまいます。
S110は、手ブレ補正機能(IS)が付いていることに加え、ISOのオート設定で、1600まで対応できますし、マニュアル設定なら、ISO 6400や最大12800まで、さらに感度を高めることができて、暗い室内でも、ほとんど手ブレすることがありません。
とは言っても、新しいコンデジを買う余裕もありません。
昔やっていた、腕や体を壁に押しつけてカメラを固定する方法を思い出しながら、体を使ってフォローすることにして、しばらく、このオールド・コンパクトデジタルカメラの「Canon Power Shot S40」をピンチヒッターとして使ってみようと思います。
室内で撮影していたら、以前、キャノンのマニュアル・カメラ「F-1」と、NewFD28mm/f2.8レンズを組み合わせ、ASA100のリバーサルフィルム「RDP」をセットして、野鳥や風景を撮影した頃の手ブレ防止に神経を使っていた頃のことを懐かしく思い出しました。
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