肥後守のチキリをサイドレバークリップで簡易的にロック(刃を固定)して実用性アップ
ハンドメイドミノーを作る時に、肥後守(全鋼、サイズ大、笹刃チューン済)でバルサを削っていましたが、最近、ミノー作りがご無沙汰で出番が減っていました。
釣りに行く時とか、アウトドアで使ってみようと考えたものの、肥後守は、チキリという小さな出っ張りを、親指で押さえながら使うため、 刃が固定できず、ちょっと力を入れにくいというのが気になってました。
ま~、そんなにヘビーな使い方をしなければ、このままでも十分使えるし、実際に使っている人も多いようです。
ただ、それでもフラフラ閉じたり、開いたりするよりは、固定されていた方が使いやすいことは間違いありません。
何とか刃を固定できないものか。
身の回りにある物でいろいろ探すこと、しばし。
机の中にダブルクリップがあったので、それで挟んでみたら、まずまず。ただ、レバーが出っ張って邪魔になります。
ならば、そうそう、レバーが倒れる「サイドレバークリップ(ダブルクリップの斜めのもの)」があることに気づきました。
早速使ってみると、親指でチキリを押さえる面積が増えて押さえ易くなり、またクリップで挟むので、簡易的ではありますが、刃を固定(ロック)できるようになりました。
これ、かなりいけそうです(^_^)
それでは、肥後守のチキリをサイドレーバークリップで簡易的にロック(刃を固定)する方法をご紹介いたします。
(1) 肥後守のボディ保護のシールを貼る
まずは、サイドレバークリップで挟んだ時にボディに傷が付くのを防ぐため、クリアファイルを適当な大きさに切り取って、両面テープ(3M、スコッチ、超強力)でボディ両面に貼り付けます。
(適切なボディ保護方法は、改良の余地ありです。引き続き研究します)
(2) チキリをサイドレバークリップで挟んで簡易固定
サイドレバークリップ(中)をチキリの上から挟み、レバーをボディに沿って折りたたんで完成です。
チキリをサイドレバークリップがカバーする形になり、親指で押さえる面積が増えて、刃を固定(ロック)しやくなります。また、レバーの部分も握れるので、よりしっかり固定され使いやすくなりました。
アウトドアはもちろん、バルサを削ったり、研いだりする時も、こちらの方が良さそうです。
また、使わない時は、折り畳んだ後に挟めば、刃で出てくることもありません。
見た目はともかく、肥後守のチキリを簡易的にロックして、刃を固定して実用的に使いたい方は、参考にしてみてください。
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