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よっしー流「美味しいそばの見分け方」

 2022年も残すところ1週間ほど。

 年末と言えば、「年越しそば」ですね。

 よっしーは、いつも農産物直売所や道の駅等でそば粉を買ってきて、自分で打って、家族でいただくのが定例となっています。

 みなさんも、年越しそばといことで、そばを食べる機会が増えると思いますが、見た目、味、香りと三拍子揃った、美味しいそばから、香りもせず、味もないようなものまで、いろいろあるのではないでしょうか。

もりそば

 そこで、今回は、私がいつもやっている「美味しいそばの見分け方」を紹介したいと思います。

よっしー流「美味しいそばの見分け方」

【最優先事項】

1 香り

◆ 店に入ったら「もりそば」を注文します。

 「もりそば」の上に、香り付けのための刻んだ海苔が載っている「ざるそば」もありますが、そば本来の味を楽しむなら、海苔のない「もりそば」に限ります。

◆ ひとすべをつまんで、臭いを嗅いでみましょう。

  そばの香りがぷーんと漂ってくるのは合格。かすかに香るのは、まずまず。香りが全くないのは、よほどのことがない限り、再びお店を訪れることはあません。

◆ 毎年、12月から1月にかけては、新そばが出される機会が多いと思いますので、香りがあるそばと、ないそばの区別が付けやすい時期です。

 春以降から秋にかけては、保存状態によって香りがなくなるものが多くなりますので、よい香りのそばに出合う可能性が徐々に低くなっていきます。

 外国産のそば粉や、挽いてから時間が経っているそば粉、保存状態が悪いそば粉で打ったものは、ほとんど香りや味がしません。このあたりは、自分で実際に打っているので、よく分かります。

 なお、お店で、その日使っているそば粉によって、香織や味が変動する場合もあるので、一度でも、美味しいそばが食べられた店は、季節を変えて訪問して、よく確認することにしています。

2 味

◆ 次に、ひとすべのそばを、何も付けずに口に運び、味わってください。

  いいそばは、そば独特の甘い味が口中に広がります。甘い味がほんの少しでもあれば、まずまず。そばなのか何なのか分からないようなものは残念なそば。

  うどんっぽいような味は、小麦粉が多く入っています。
  そば粉の割合(残りは小麦粉)で言えば、そば粉を75%以上使っていれば小麦粉の味はあまりしません。逆に、そば粉が70%以下になると、徐々に小麦の味がしてきて、うどんっぽい味になってきます。

  そば粉や小麦粉の味もしないゴムのようなそばもあります(^_^;)

◆ 次に、そばをつゆにつけていただきます。

  いいそばは、そばの甘い味と、ダシの効いたつゆがコラボして、これぞ「そば」というような味が楽しめます。

  あまり良くないそばでも、つゆが良いと、そこそこ美味しくいただけたりしますが、それはあくまでつゆの出来によるものです。結構、このつゆ味に左右されていると思います。


◆ 蕎麦つゆは、ダシ(カツオやコンブ等)が効いて、しょっぱさが抑えられているのが、そばの味も味わえて好きです。

 後味で舌にあまみが残るのは、化学調味料が使われている証です。ダシをしっかり取っているものは、後味がさっぱりしています。

【その他の事項】

◆ そばの太さや硬さは、「細くて、プリプリした硬さのそば」が好みです。

◆ 使っているそば粉の種類によって、白っぽいもの、黒っぽいものいろいろあります。出来ばえ、のど越しなど、他にもいろいろありますが、それほどこだわっていません。

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 そば打ちは自己流ですし、味わい方も素人の域を出ませんが、多少なりとも、皆さんの参考になればと思います。

 ちなみに、最近のよっしーのお気に入りのそば屋は、「梁山泊」(栃木県那須烏山市城東20−215−1、0287-83-8237)、そば粉の購入先は、「久那瀬農産物直売所」( 栃木県那須郡那珂川町久那瀬485、0287-92-5061)です。

 今年の12月31日は、久那瀬農産物直売所で買ってきた、お気に入りのそば粉で、年越しそばを打とうと思います。

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